蒟蒻問答 | 奏楽山西光寺BLOG

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浄土真宗本願寺派西光寺(奈良県香芝市関屋)は、早期から檀家制を廃止し、現在は門徒会で護持されています
環境問題へのささやかな取り組みとして超小型モビリティを導入
グランドピアノを常設し地域交流を意識した音楽イベントなども企画発信中

八回にわたってEテレで放映された、釈徹宗先生の『落語でブッダ』シリーズとうとう終わってしまいました。

日々ほとんどTVは視ない私ですが、これだけは楽しみにしていたのでさみしいです。


今回のシリーズの前に、前編・後編にわけられた『落語でブッダ』がありまして、

そこでなんと!マニアックな維摩経(笑)がとりあげられたわけですが、学生時代にこんなきっかけがあれば維摩経にもっと興味をもったはず(必須で維摩経の授業があったわけですが、正直、当時は・・・ほとんど興味が・・・。)



あんまり書くとネタバレになっちゃうので、これでやめておきますが、今回の第五回で蒟蒻問答という落語が出てきました。


これは実は上方落語の餅屋問答にあたります。


なぜ蒟蒻ではなく餅屋なのか???


そ、それは「関西の蒟蒻は四角いからだ」と聞いたことがあります。

たしかに田舎に行けば道の駅で丸い蒟蒻が売られてありますが、関西における蒟蒻の主流は四角い・・・ということなのでしょう。



この問答に出てくるものは、丸くないと都合が悪いのです。

宗派は浄土真宗ではなく、禅寺(禅宗)が舞台です。


お時間ございましたらyoutubeにあがっている名人芸”餅屋問答”をお楽しみください。↓↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=QyHlPhn8AEQ



釈 俊彰ニコニコ