看護師の求人を出すと、

必ず育児で休職中の方が復職希望され応募されます。

ブランクが数年の方、

10年以上の方、様々です。

 

看護師免許さえあれば、

就職に困らないのでしょうか?

免許さえあればOKという医療機関もあるかもしれませんが、

うちのような小規模個人クリニックでは、

即戦力が必要です。

 

ということになると、

長期のブランク明けのママ看護師さん、

ついつい慎重に書類選考、面接します。

 

その理由は、

小さいなお子様がいれば、突然の病気で休みがちなこと。

近くに看病してもらえる方がおられれば、別ですが、

おられないと突然の休みに、

個人クリニックの人数では対応しきれないことがあります。

結果その日は、いつもより少ない人数で回し、

体調が落ち着くまでの欠勤を覚悟しなければなりません。

 

それから、

ブランクが長いと復職するために、

大変なトレーニングが必要です。

前職が病棟であれば尚更。

同じ看護師業務とは言え、

個人クリニックでは業務内容が違うので、

検査方法など

色々な事を指導しなくてはなりません。

もし、

電子カルテの経験がある、

タイピングが出来る、

と言うことであれば、

かなりのアドバンテージになりますが、

経験が無い、浅い、タイピングに不安がある、

と言うことであれば、

再就職は、更に多くの努力しなくてはいけないでしょう。

そんな努力を惜しまずにできるか?

 

そのあたりを面接でお聞きします。

 

 

 

 

 

 

免許持っているから、

いつでもどこでも就職が叶うと言うわけではありません。

もし今、育児でブランクがあるなら、

できるだけ早く復職を!

 

そして突然のお休みにも対応してくれるような理解あるスタッフと職場を選ぶ。

お互い様という立場で、お互いに休みを交代できる人間関係を築く。

 

そして何より、お休み中の技術と知識を補う努力を惜しまない。

 

一所懸命努力をすれば、

必ず復職はできます。

 

結婚、出産、育児という貴重な経験は、

女性としてのキャリア以外の何物でも無いはず。

そのキャリアを活かすも殺すも、

楯にして我が儘通すも、あなた次第。

頑張れば、看護師として、もう一花咲かせます。

 

うちのスタッフも、出産、育休を終えて復帰してきました。

しばらくの間、他のスタッフが少ししんどい思いをして待ってでも、

戻ってきて欲しいと言われる人材になる。

 

看護師以外の職業にだって言えることですよね。

お仕事休んだ分だけ努力と勉強が必要、

そして人間力も問われる。

でも、あなたを待っている職場もある、

あなたが活躍できる職場がきっとあるはず。