星組星組公演『霧深きエルベのほとり』東京公演の感想をまとめてドーンと書いておこうと思います。 
(ドーンとと言っても、書いたのはチマチマ数日かけて書いたけど。
今月中に
花花組&雪組雪組の感想を書いておけるのか不安になってきたあせあせ(飛び散る汗)) 


まず、ムラで4回観てから東京という、いつもと全然違う見方をしたわけですが、ムラと東京ってこんなに変わるんだなーと、話には聞いていましたが実感しました。 

普通に効果音が増えていたりもします。 
カールがシュラック家を出ていく時の、ドアが「ドーン」と閉まる音。重みがあっていいプラスだなと思いました。 

そしてお芝居の違いもいろいろ。 
その辺、、、時系列を追いつつ、考えないでバカスカ書き連ねていきたいと思います。 
いつも以上に、さらに非常に読みにくいことウ・ケ・ア・イキラハート

まずはさゆみ(紅ゆずる)登場。 
プロローグもラストも♪別れし人の睫毛にも似てで微笑むのが楽しみ。 
「別れし人」を思い出して、悲しむのではなく微笑むのがカールなんだなと思います。 

そしてビア祭ビール 
かいちゃん(七海ひろき)が、どなたかの落し物をサッと拾って内ポケットにしまうような仕草をしたのを見たんですが、、、

あのジャケット、内ポケットあるの?? 
今回は公演期間前半、随分落し物が多かったようで、かいちゃんが拾う姿を見たというツイートをたくさん見かけました。 
私が見かけたのは2回かな。それでも多いけど。 
1回目はこの内ポケット?な時と、2回目はショーの2場でした。 
くらっち(有沙瞳)と踊り、『星に願いを』に入る前だったかな。スッとしゃがんで、しっかりと落し物を拾うと、それをジッと見つめてポケットにしまうという・・・

え?落し物拾いでまさかの

物思いに耽るお芝居を入れてくるの!?天才!?

と感動しました。 

エルベに戻って。。。 
もう1個、かいちゃんにハプニング。はるこちゃん(音波みのり)と踊ってたら、彼女のアクセサリーがかいちゃんのネクタイに引っ掛かってしまい・・・ 
眉間にしわを寄せてちょっと乱暴に引きちぎる感じが、わたし的にツボハートと矢  
かいちゃんがイラっとしてる時が、とっても好きなんですよねーハートと矢  
(なので、私の大好きな出待ちエピソードNo.2に、暖房にイラつき「客席が毛布をかぶって見ればいい」と暴言を吐いたかいちゃんがランクインします(´ω`)

そして、バサバサっとしたネクタイが、次に大階段から登場した時はキリっと直っているネクタイを見てムヒムヒするという(´ω`)

銀橋の階段に足をかけて、客席を愛おしそうに眺めながら歌うかいちゃん。 
「ビア祭を踊ろうよ」で肩を揺らす仕草が大好物キラハート 


で、ある意味素晴らしいショーが終わってのお芝居本編。 
3回目くらいでようやくヨーニーが樽の後ろで縛られているのに気付く。えまさん(英真なおき)の「この子は何だい?」に行く、あまりにも素晴らしくナチュラルでタイミングぴったりな流れに毎回ため息。 

そして海の男たち登場。 
ムラではお店に来て「わおキラハート」という顔で女の子たちを見ていたトビアスも、東京ではそんな顔は一切せず。完全に男同士でビールビールビールビールを飲みに来ただけで、女に絡まれるとちょっと面倒臭そうという・・・長いこと男だけで海の上にいるくせしてモテ慣れしやがってー。 
(ところでトビアスのアスコットタイのハートマークは、東京ではなかなかハッキリ前面に出す回がなかったんだけど、なんでだろ。ムラでは意識的かってくらいしっかり前に見せてたんだけどな) 

カールの「俺のおごりだ」に、「え!?」という顔をするエンリコ。この時点で騙されていることに気づいて問い詰めれば良かったのに、エンリコってば。かわいいな。 


というわけで、

私が演出家だったら

通し稽古の前に3回はさせたい『ハイザハイ』

(↑それは『MY HERO』の齋藤クンニコ 
これは毎回オペラなしで見ました。 
やっぱりこの手のオラオラした振付は大好きです。アデレードちゃんが「サイコロを振るカッコを思い出すわ」と言ったとか言わないとか。とにかく『ガイズ&ドールズ』的なオラオラが好きということはもう間違いない。 
手の振り方、体を傾けてステップを踏む時の角度、手を広げたまま回る動き。何もかもが好み。そしてビール瓶を頭に乗せたせお(瀬央ゆりあ)マルチンに近付いて身体を寄せる時の、あの何気ない動きがたまらんです。 

その後はビールビールをぐびぐび飲むトビアス。そのビールのなんと美味しそうなこと! 
祐飛くん(大空祐飛)が『クラシコ・イタリアーノ』で食べていたエアピザ(ある日ピザが形となって登場してしまってプチショックだった)も美味しそうだったけど、このビールも、私はビール飲まないのに飲みたくなるほど美味しそうビール 
しどりゅー(紫藤りゅう)が注ぎ、そしてぴーすけ(天華えま)が注ぎ・・・桜庭舞ちゃんが注ぎたいのにぴーすけのスピードに負けるとトークスペシャルで言っていましたが、トクスペの翌日は無事に注げたとか。 
ぴーすけが麦茶のようにどんどん手酌して飲み、かいちゃんのジョッキが空いたか空いてないかで注ぎ足し、そして飲みな場面ですが、いつも思っていたんですよ。 
「ぴーすけ、もうピッチャーから飲んじゃえよ」 
そしたら2回、ぴーすけリコがピッチャーから飲み干す場面を見られました。ですよね。もはやピッチャーからですよね。 
時にトビアスが手酌してたり、手酌されてリコが慌てたり、

時にトビアスから乾杯を促されてリコが足をじたばたさせて大喜びしたり、

時に「まだ入ってる!まだ入ってるって!」とリコのお酌を拒絶したり、

あんるちゃん(夢妃杏瑠)ゼルマが誘いに来るギリギリに飲んでお酌をさせなかったり、、、

そして千秋楽にはぴーすけリコがトビアスの膝に座って「おい!」ってされてたり。

ぴーすけ・・・公私混同だぞニコ 

ところで最終週、トビアスが女の子に何かを聞かれて「あー・・・」という表情でちょっと微笑みながら、空中に四角を描いて、その四角の一部をグルグルと丸描いて指し示していたのを3回見たんですが、、、何を話していたんだろう。 
「あー・・・お弁当箱のこの辺に入ってる玉子焼きが好きだよ」 
いや、友人によると 
「あー・・・港のこの辺にフランクフルト号は停まってるよ」じゃないかと。まあ、どちらかと言えば(どちらかと言わなくても)そっちかな。 
なお、2回目に見た時は意気揚々という感じで説明したら女の子に「ふーん・・・はいはい」という感じで去られて「何だよ」という顔してました。 
「あー・・・お弁当箱の」 

それから、プレッツェルを女の子から「あーん」して食べさせてもらっている回もありました。でもトビアスはきっと何も考えずに「あーん」してるはず。 
あと、フランクフルトが乗ったお皿を掲げてから、フランクフルトをくんくん嗅いでいる時もありました。かわいい。 

ゼルマに誘われてムラよりも相当やる気なさげに踊りに付き合うトビアス。 
でも下手に移動した後のセクシーさはどうしていいやら好き・・・。 
その後、みんなでパレードに繰り出す時に・・・ 
トビアスの腰に抱きついたり、腕に絡みついたり、絡みついてブンブン振り回したりするリコ。それを邪険に振り払われたり、そのまま受け入れてもらったりするリコ。そして千秋楽は盛大に抱きつくリコ。 
ぴーすけ・・・公私混同だぞニコ 


早速名言が飛び出す、フロリアン&シュザンヌ。 
「一度散った木の葉を再び元の枝に付けて、緑に輝くと君は思うかい?」 
ムラではちょっと重く言っていたように感じたけど、東京では「やれやれ、シュザンヌはしょうがないなあ、いいかい、かわいいお嬢ちゃん」といった雰囲気で微笑んでいるように見えました。口調も少し軽め。 
フロリアンがシュザンヌを、小さな妹としか見ていないことが伝わってくる仕草と表情で、だからこそ余計に「(マルギットを)今でも愛している」の時のツライ顔が胸に迫りました。 
(ところで、ここでの舞台転換の音があまりにもうるさくてビックリしたよ。ムラではこんなに音が聞こえなかったのに、東京はずっとうるさかったな・・・) 


それから、カールとマルギットの丘の場面。 
客席はどっかんどっかん笑うし、カールがいかにも容赦ない「男」だし、、、そして、下手端の方から見た時に、ようやく想像だけしていたマルギットの無邪気に「どういうこと?」という感じで小首をかしげる表情が見れました。 
テキトーに遊んじゃおうかなという男と、純真無垢なお嬢様。 
そしてカールが「幸福っていうんだよ」と言った時のうれしそうな顔。 
やっぱりあーちゃん(綺咲愛里)は、とてもいい表情してました。下手からも見られて良かった。 
で、さりげなく流れそうだけど、

この場面一番のキーとなるセリフは 
「許嫁が気に入らねえ」

「それも違います」

だと思います。 


そして港へ。 
この場面がまた最高。何度見てもときめきますキラハート
ここの客席の笑いもまた面白くて、オジサマが客席に多い回では、マルギットの「私が捨てないでちょうだいって言ったらどうなるの?」「え?」で、かなり笑いが起きていました。

きっとここ、男性的にあるあるな笑いポイントなんだろうな。 
私のオペラ必須ときめきポイントオペラグラスキラキラは 
「どんな人?・・・こんな人だ」「私?」「ホントだよ」です。 
ここのさゆみがムラで私が1回目、2回目に見た「こんな、、、こんな人だ」と適当にごまかす感じで言ったのと全然違っていて、3回目に見たのをブラッシュアップした感じで、、、 
「どんな人?」マルギットをジッと見つめて指をさして、真面目な表情で「こんな人だ」「私?」優しく頷いたあとでフッと笑って「ホントだよ」 
きゃー!と・き・め・くキラハート 
何度見ても毎回ときめく、本当に素晴らしい場面。 
さゆみの表情にも色気が静かににじむ、、、アンゼリカの陰がちゃんと見える素敵なものでした。 

カトリーヌ(華鳥礼良)の歌と踊る男女。 
最近、、、

りら様(紫りら)の踊りが官能的すぎて直視できない私です好き・・・。 
この場面の踊りも、まあ、それはそれは官能的で、、、ドキドキしちゃう。 

からの、パイプを吹かすトビアス兄貴や海の男と酒場の女たち登場。ここはトビアス兄貴の、クールで硬派でデキる男なカッコ良さ全開で大好きな場面です。
ここを見るたびにカールとトビアスがサンジゆkとゾロゾロ(ONE PIECEのね)に見えて、やっぱり私はゾロ派だわーとか思っちゃいます。 

この場面で見逃せないのは、せおマルチンの平手打ち。

毎回リアルに当たってそうに見える迫力で「ひーっ!」となります。 

カールを探しに来る警官に応えそうなベティの腕をグイッと掴むトビアス。 
オペラグラスなしで見た時に、ベティが掴まれた腕をジッと見て戸惑っているのに気付きました。でも、そこは別にときめいたというよりも、年頃の男性に触れられたのが初めてという感じで、

ああ、トビアス兄貴ったら無意識に罪作り

・・・ただのかいちゃんか!! 

なお、オリバーが「それってカール・シュ・・・」でマルチンにポカっ!とやられる場面。マルチンが遅かったのか、オリバーが思いがけず速かったのか「カール・シュナイダー」と言い切った回も・・・あせあせ(飛び散る汗)

バレるわ! 
その後のアドリブ。 
千秋楽はまおちゃん(麻央侑希)「トビアス大好き~ハートに涙。 
基本は「急げ!」「はーい」だけど、

「急げ!」「急いでまーす」

「急げ!」「すみません~・・・」も好き。

一番好きだったのは

「起きろ!」「起きてます~・・・」かな。


エルベ河ほとりのホテル。 
♪あなたも口笛を吹くのね 忘れ得ぬ白樺の葉のメロディ

という気になる歌詞。 
あなた“も”?誰と比較? 
忘れ得ぬ??いつの思い出?? 
やっぱりマルギットの母親って、1歳になるかならないかの彼女を抱いて、白樺の林で、口笛を吹く恋人に会ってたのかな。その記憶がマルギットにうっすらとあるのかな。 

「マルギット、お前そんなにうれしいのか」と問われて踊るマルギットが本当に幸せそうで、愛らしくて、腕を回すとお花が舞うようで、これはカールじゃなくても幸せにしてやろうかなと思っちゃう。 

私が見た中でのさゆみベストアクトは、「俺の心がマルギットと結婚しろって言ってるからだよ」のセリフ回しが穏やかだった時です。 
そこは穏やかで、「拾ってやれー」が冗談半分みたいなテンション。それが一番好きだったかな。でも、それが見られたのは1回だけで、他は「結婚しろー!って言ってるから」になっていたので、そちらが演出上の正解なのかもしれない。 

「1年に2枚だぞ、3枚はとても買えねえぞ」なんて、毎公演鉄板で笑いが起きるんだけど、観劇も何回目かになると、ここがあまりにも幸せすぎて、笑い、そして泣く「笑ってやしないわ」のマルギットにめちゃめちゃ泣きました感動。  

それにしても時代が時代だから当然とはいえ「食べさせてくださるのね」「お前に貢ぐからよ」ってスゴいセリフだな。女が惚れられないと成立しないね、ドキドキ。私、女も稼げる時代に生まれて良かった。お前なんかに貢がねーよとか言われちゃう。。。 

カウフマンさんとマルギットパパ登場。 
ここでパパが仮にも自分自身の娘に対して「生まれつきふしだらな血が流れているのかもしれん」なんて言わなかったら、ホルガーさんもうっかりしゃべったかもしれないけど、ここでマルギットのお家での居心地の悪さもお察し。 


大捜索。 
1階席はいつも割といい感じの席で見ることができたので、目の前で、背後で、トビアスとフロリアンがすれ違うのも何度か見ることができました。 
21列目で隣が30代くらいの男性だった時には、しどりゅーエンリコがその男性の顔を「んー?」と首をかしげながらマジマジと見つめ続けたので、私もエンリコのお顔をガン見キラハート

まさかこんなラッキーがあろうとは。 
ここはお芝居場面なので、ビア祭りの男女も駆け抜け、歌い踊るだけだったりもするんですが、カトリーヌは率先してハイタッチをたくさんしてくれました。

しかも一度は、みんなとワーッとタッチしてるので手を出したら、サッとタッチしてくれたんだけど、サッとなっちゃったのを気にしてくれたのか、ハケる前にもう一度私のところに来て、改めて両手を丁寧に出してくれました。一度タッチできただけでもうれしかったのに、感激だよーキラハート 

上手角の席にいた時は、 
下手に降りているかいちゃんをじーっと見てたら視線を感じて、ハッと見たらことちゃん(礼真琴)フロリアンに見つめられていました。ビックリ。 
そして、ことちゃんが歩き出したので一息ついて振り向いたらそこには天寿(天寿光希)カウフマンさんが!心臓止まるわ。。。 
うっかりトビアス&フロリアンのバチバチを見逃すところでした、危ない、危ないあせあせ(飛び散る汗) 

2階席の日はステージ上に目が行きます。

(ステージ上しか見ようがないし) 
樽の上で踊る女の子、そして樽の上で踊るヨーニーとベティがかわいいハート 
かわいいけど、樽の上で足を上げて回るとか見てるだけで怖い。。。 
(あ、ここで樽を押さえる男性とか、エストレージャスで階段を動かす男性とか、大道具さんかな。今回、舞台上にいる男性が見えてしまう機会がいつになく多かったな・・・)
そして乱雑な動きがおもちゃみたいなヨーニー。 
さらにリズム感が悪い動きがやっぱりおもちゃみたいなベティ。 
愛らしいったらないんですが、、、1階席の時はごめんなさいたらーっ(汗) 

偽カールと偽マルギットも金八風やIKKO風などいろいろありましたが、極めつけはやっぱり千秋楽。偽カールがるんるんかもめよ~と、いつもと違うフレーズを歌うと、ウィッグを取る偽マルギット。 
目が真ん丸になる客席と、、、舞台上ニコ 
そして「行こっか」と腕を出す偽カール。で、「ダンケシェーンハート」 
客席は大爆笑だし、舞台上の面々は冷静沈着なトビアスも含めて顔を見合わせ「わーっっ!!」 
いやー、衝撃でした。 


湖のレストラン。 
特別席に座るカールとマルギットを一般席に笑顔で導こうとしたのに、受け入れてもらえずに引っ込み、渋い顔を見せる給仕あまじぃ(天路そら)が非常に良いです。 
2階席から見た時には、一般席でいちゃいちゃと楽しむカップルたちも見えました。 
女の子がプレッツェルを両手に持って交互に食べているのを見て、崩れるように笑う男の子。物陰(セリの陰)でラブラブか! 

そして、アンゼリカに会うカール。 
「俺の昔の恋人・・・」 
脚本には「俺の昔の」までしかないけど、オリバーの「それってカール・シュナイダー」同様、セリフを遮られる芝居は、遮られるまでちゃんとしゃべり続けるのが好き。たとえ「シュナイダー」まで、そして「恋人」までしっかり言い切ってしまったとしても。 

で、ロンバルトのオジサマ。 
私はこの物語の中で

一番いい男は

ロンバルトのオジサマ

だと思うのです。 

(オレキザキ(輝咲玲央)だからってわけじゃなくて)
カールと会う前はデレデレの顔でアンゼリカとグラスを交わし、 
会った時も最初はアンゼリカの友人として笑顔で対応し、 
「昔の恋人」とみなまで言わせずに遮り(みなまで言わせてロンバルトさんが知ったら、アンゼリカが苦しむと知っているから、言わせない=聞いてない=知らないことにしたいんだと思う) 
シュラック家でもずっとアンゼリカを気遣い、カールが動くとアンゼリカとカールの距離感を常に測り、 
そして、アンゼリカが嘘をついてカールのもとへ行くのを許し、 
不安そうな顔で「忘れ物は見つかったかい?」 
「ええ、シガレットケース」という見え見えな嘘にも一切触れず 
(ムラではアンゼリカがシガレットケースを見せていたような記憶があるけど、東京では口で言うだけでシガレットケースを出さなかったな。うん、こっちの方がいい!) 
ホッとした顔で「良かった」 
絶対、元カレのところに行ってしまうんじゃないかって不安でいっぱいだったと思うのよね。でもけじめをつけさせてくれるところが素敵ハート。 
さらに「いつものレストランで食事をしようね」 
この「いつもの」というのがまた素敵ポイントハート。 
元通り。何もなかったように。ロンバルトさんはアンゼリカとカールの間に昔何かがあったなんて知らないということで、これからもいてくれる。アンゼリカは今まで通り、何もなかった顔で甘えていい。そんな風に見えました。 
絶対一番いい男ハート。 


それにしても、マインラートはオジサマオバサマともにご挨拶するのに、ロンバルトはオジサマにしかご挨拶しない上流階級ってやつがしみついている娘、マルギット・・・。

そしてオジサマに“謝らせるわ”がペロッと出てくるマルギット・・・ 
マルギットって、こういう聞いてるこっちが引いちゃうようなセリフがペロペロ出てくるのよね。そのたびに、この子は世間を何も知らず上流階級で生きてきたんだなと思うけど、そのたびに、でもマルギットはこういう子だからしょうがないと思わせるあーちゃんのお芝居に感心します。 

というわけで、マルギットさんのドン引きセリフ。 
「祭りの熱に酔って私は恋をしたかもしれません」 
カールに守られながらこれを言い放つマルギットの物の知らなさ&人との付き合いのなさ。 
フロリアンと婚約パーティーをした時に呼んだ面々を呼んで、フロリアンもいる中でカールとの結婚を発表しようとする上に、「みなさん、いらっしゃいるんるんと平然と言ってのけるメンタルも強烈だけど。でも、いちいちビックリしながらもやっぱり、しょうがないと思わせてくれる。あーちゃんお見事ぴかぴか(新しい) 


シュラック家へ向かうベティと見送るトビアスたち。 
はい、下手花道にロックオンオペラグラスキラキラ  
座って待つのはほぼなくなり、基本的にはヨニ公が「なぁ!入れてくれよ!」と迫ってくる感じなのを、「あぁ!?しつこいな、ダメだって言ってるだろ!」と言って、トビアス迫る、ヨニ公引く的な流れ。 
その後、エンリコが来て・・・ 
「しつこいっすね。オレがビシッと言ってやりますよ!・・・ガミガミ・・・言ってやりましたよ(ドヤ)」が、私が見た一番多いパターン。 
カールからお金が返ってくるかどうかは、、、 
一度、二人でおしゃべりした後で、エンリコが空を見上げて「わーん!わーん!」と泣きわめいた時があったので、きっとあの時に「絶対戻ってこない」とか言われてたんだろうな。 
トビアスにずっと説教されてるみたいな時もあったから、あれもお金の話かな。 
それから、 
エンリコが荒れ狂ってる時もあって、トビアスが肩や背中をポンポンしてなだめるものの「うるせーよ!もういいよ!」みたいに振り払って、グシュグシュと泣いていた時も。荒れるエンリコ、かわいい。 
そして時にはリコが釣竿を持って登場。二人の間に入って、トビアスに釣竿を渡そうてして拒否られたり、何か話しかけたり、、、

ぴーすけ・・・公私混同だぞニコ 
しどーちゃんのかいちゃんと二人きり場面を大事にしてあげなさいなニコ 
一度だけ、トビアスの方から釣りの準備をしている面々の方に行っておしゃべりしていたこともありました。貴重ぴかぴか(新しい) 


そして石投げ。 
良きお席に座った時には、石が直撃する石投げ。 
最初はカッコ良くてみんなが何で笑うのかわからなかった石投げ。 
「すごいな、どうやってやるの?」にトビアスが、日を追うごとにどんどんデレていく石投げ。 
当初はデレていなかったので、ああ、このトビアスという男は男気で「女性一人幸福にできるなら幸福じゃないか」という思いでベティとの結婚を決めたと思っていたけれど、 
デレ始まると話が変わってくるわ。

女の子に頼もしそうな身体とか顔とかの外見じゃなく、“能力”を素直に誉められてうれしかったのね、海の男トビアスは。 

さーて。 
こんな調子で書いてたらいつ終わるねーん!って感じですが、まだ行きます。その2へ。。。