絶体に使いたい成分とは
運命的に出逢っていたので
この成分を使って
いかにお肌の状態を
最高最大の美しさまで持って行けるようになるか？
それが課題となりました。
お肌は本来、
完璧な構造を持っています。
肌トラブルとは
その完璧な構造を乱してしまう
何かしらの要因があるから発生するだけ。
だから私は
乾燥するから保湿クリーム。
というような考え方が好きではないし
クリームでフタをすると
ほぼ１００％翌日には赤くかゆくなり、
さらにニキビができるのです。
もっと言うと
以前にも書きましたが
クリームケアをするからどんどん乾燥肌になります。
※表面的には油分でツヤが出るんだけどね。
そして、
ある化粧品会社のデータで既に発表されていますが
油分がある環境の肌細胞より
水分だけの環境の肌細胞のほうが
肌細胞の活性や修復が早まったという研究結果も出ているくらいです。
ですので
ポラリスコアを
チカラのある水にデザインすることが重要。
しかし
成分が同じであっても
化粧品は
０．何％の配合の違いで
思いっきり肌への働きが変化します。
そして、
女性は月の中でも
ホルモンバランスの変動があるし
それは春夏秋冬の季節や
その時のストレス具合でも変わるもの。
だから
私は自分の鋭敏な肌の感覚センサーと
少しでも合わなければすぐに痛くなりかゆくなる
敏感肌を大いに役立たせ
何度も何度も配合バランスを変えては
肌テストだけで2年間も時間を費やしています。
その間
妊娠前、妊娠中、産後、その後、
というふうに
ホルモンバランスの劇的な山場も経験しているため
ありとあらゆる女性の生活シーンを
全て乗り越えながらの肌テストでした。
２年なので、春夏秋冬も２ターン。
その間、何をチェックしていたかというと、、、
✔つけた瞬間、瞬時にシュッと肌に浸透するかどうか
（肌馴染み。他メーカーの水はだいたいが硬くて、
表面でぴしゃぴしゃ弾いて染み込みにくく蒸発しやすい）
✔洗面台、湯上りなど、皮膚温により浸透が変化してしまうかどうか
（湯上りは角質層が水を含んでいるため浸透しにくい）
✔つけてノーメイクで朝昼晩過ごした時の肌のうるおい推移
（季節により湿度が異なるため）
✔つけてメイクをした日の朝昼晩の肌のうるおい推移
（メイクをするとファンデの成分に肌の水分が持っていかれるため）
✔何日目でどれくらい肌がごわついてくるか
（肌再生は通常28日。その半分の14日くらいである程度ごわついてくるようなら順調）
✔季節によりどれくらい肌再生のスピードに変化が出るか
（冬の方が夏より血行が良くないため、肌再生のスピードが変わる）
✔夜つけて、翌日１日全く顔を洗わずに過ごした場合かゆくなるか
（皮膚温により肌表目で品質が変化してしまうスピード）
✔肌に何もつけずに過ごした時、
乾燥やつっぱりを感じないくらい肌が健康で丈夫になってきているか？
（肌のチカラを底上げする製品のため、つけないと乾燥する！をいつまでもやっていたら意味がない）
✔肌に何もつけずに過ごす日が何日続いても肌が大丈夫になっているか？
（朝晩の洗顔はするけれどその後何もつけないで過ごす日は
何日まで耐えられるくらい丈夫な肌になっているか）
このようなことを
配合をほんの少し変える度に
ずっとテストを繰り返していたのです。
私の肌センサーだけで。
だから2年もかかりました。
大川さんも、まさかこんなことになるなんて！と
思っていたかもしれませんが(笑)
私が肌変化の激しい時期だったということもあり
期間を設けずにひたすら自由にさせてくださいました。
（感謝しかありません）
ちなみに、
通常のスキンケアメーカーの場合
肌細胞の活性化状態を
顕微鏡で観察したものなどをデータとして取ることもありますが
肌モニターを一般から募って使用感のアンケートを取るか
社員数名に
使用感をテストしてもらってそのアンケートを元に決めていくので
モニターとなった人が
どれくらい普段から自分の肌を細かく観察しているかは
その人本人に委ねられており
だいたいがバラバラです。
そして、
成分を配合していく開発に携わる化学者も
化学者目線（顕微鏡や成分特長）で見ていくことがほとんどなので
肌センサーという生きた人間の
感覚と観察と検証テストを
私の独断のこだわりポイントで（上記のチェック項目）
2年もひたすらに実行したのは
もしかしたら本当に
世界中で私だけかもしれません。
何でも超絶こだわり一点集中！！
自分が「これだ！！」と思うまで
何がなんでもあきらめないしつこさ。
研究者体質を
思う存分発揮できたことが本当に嬉しかったです。
そしていよいよポラリスの完成へ。
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