以前、このブログにも書いたんですけど、
去年の夏、流産をしました。
そのときね、
私の流産を知った ある人から
すごくビックリすることを
言われたんです。↓
中絶とか流産すると、
魂が傷つくんだよ。
女性にとって、
最も魂が傷つく出来事なんだって。
って。
えええええー。
流産直後の人に
そう言えちゃうのが怖い。。。
魂が傷ついたかは
分からないけど、
その言葉に
めっちゃ傷ついたのは分かるんですけど
・・・という言葉を飲み込み、
「そうなんですねー（棒）」と答えました。
私にそう伝えた相手は
プロの心理セラピスト。
流産した直後の私に、
それを伝えることで
私が どんな気持ちがするのか
考えたんだろうか・・・？
ありがたいことに息子を授かることは出来ましたが。。。
私ね、40代半ばで、
もともと妊娠しにくい身体なんです。
一人目の息子の誕生も
嬉しかったけど、
もう年齢的にも二人目はムリと
思っていたから、
まさかの妊娠発覚で、
主人と一緒に、とっても喜びました。
生まれてくるまで、
お腹の中で大事に育てよう、
息子もお兄ちゃんになるのか〜( ´艸｀)とか、
ベビーカーどうしようかとか、
楽しみで楽しみで、
未来のことを、たくさん主人と話しました。
母子手帳ももらって
とってもとっても嬉しかった。
それが、ある日の
定期検診で、
とつぜん
心拍が止まっていたんです。
それが分かった瞬間、
ほんと息が止まりました。
血がさささーって引いていくのも
感じました。
一緒にエコー見ていた
主人は、泣いていました。
高齢での妊娠だから
流産リスクが高いのは知っていたけど、
それでも、あれだけ、
無事に生まれてきてって
願ったのに、
・・・なのに
流産となりました。
主人も私も
とっても悲しくて一緒に泣きました。
なのに、
この出来事を経験した私に、
流産すると、魂が傷つくよって。。。
どの口が言うんじゃ、ボケー！
傷口に塩ぬらなくても、
いいんじゃない？？
それにですね。。。
私の魂が傷ついたかどうか、
ホントのところは誰にも分かりません。
魂の状態が
見えるわけじゃないから。
でも、たとえ、それが
心理における真実だとしても、
それは言うべきでない言葉です。
そういう経験をした人へ
直接言うべきでないのは
もちろん、
ブログや講座などでも
発信すべきではない。
そう思います。
「あなたの魂は傷つきました」と
言われて
不安になる人がいるかもしれない。
過去に
どうしても産んであげられない事情があって
中絶を選んだ人もいるかもしれない。
中絶も流産も、そのことを
完全に忘れることはなくて、
もし産んでいたら今何歳だなって
ふとした拍子に思いだすと思うんです。
何年経っても、
その罪悪感や自責感、つらさがあって
心がじくじくしてるかもしれない。
その傷ついてる人に対して、
「あなたの魂、傷つきました」って
言えます？？
私は言えません。
そもそも
魂が傷ついたかも定かじゃないのに。
（魂って。。。って感じです）
この経験をした女性なら
絶対に言えない言葉です。
・・・とはいえ、
それを言われた方も、おそらく
悪気があったわけなくて、
単に、それについて無知だったんだと
思うんですよね。
としたら、
その方が自分で
気がついていないように
私も、過去に
誰かを傷つけてるかもしれません。
もし、私の言葉で傷ついた方がいたら
本当にごめんなさい。
いまの私にできることは
自分の言葉や態度を磨いていくこと。
８年この仕事してても
まだまだだなーって本当思います。
・・・で、
上の言葉を言われて
多少傷ついてたんですけど
（魂じゃないよ、心がね）
ある方の言葉で、
ものすごく救われたんです。
つづく。
あなたが大切な人たちと
幸せになりますように。
斉木智美でした。
ちっちゃかったなー、息子！
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