日本の皆様!
まだの方はぜひ
読んでくださいませ。
T・コリン・キャンベル
トーマス・М・キャンベル
松田麻美子訳
グスコー出版 刊
これ、ぜひ連休中に、いかがでしょうか。
ぶ厚いですけど、字大きいからー。
3月末に、グスコー出版の社長、佐藤八郎さんから
いただいていたのです。
上はアネモネの書評欄で書かせていただいて、
中に続いて、下の刊行を待ちわびていました。
世の中を変える一冊です。
尊敬する、
日本ナチュラル・ハイジーン普及協会会長の
松田麻美子先生が翻訳されています。
少し読み興奮して感激して、
ブログに書きまーすなんて
返事しておきながら
自分の目先の仕事で、寝る暇もない日々。
今月11日のアサンテサーナでの
マリオさんのカレーと
日本の田舎のおばあちゃんのお野菜で…
のイベントの準備をしつつ、
いやこれは私の原点に深ーい関わりがあるのだ!
これ書かないと先に進めない!
と、こんな夜中にポチポチ打ってます。
電気使ってすみません。
☆ ☆ ☆
これはアメリカで起きたことですが、
そのまま日本にあてはまります。
既刊では、
食習慣と病気との関係性について
植物性の食品がいかに健康に貢献するか
について、
中国とアメリカが共同で行った、
未曾有の大規模な疫学調査
チャイナプロジェクトに基づいて、
詳細に述べられていますが、
下巻では、まず
植物性食品の意義は甚大であるという項目で
ビーガンって栄養バランスが心配じゃない?
という方への回答がわかりやすく書いてあります。
植物性食品のみを食べた場合、
少し勉強された方なら、逆に心配するであろう
以下のものの欠乏について、
ビタミンA、ビタミンD、コレステロール
はカラダで創ることができ、
また、ビタミンB12は活力のある栄養豊かな土で
育った野菜から摂取できると
明解に語ってくれています。
ビーガンはたんぱく質が不足とか、
これこれが足りないとか、
心配される向きもあるので。
消して偏った食べ方ではないことを
きちと理解していただくために、
説得力のある本です。
プラントペースでホールフードの食事は
素晴らしい!
自分にも、動物たちにも、地球環境にも。
すべては繋がっているのです。
栄養自体もどれかの栄養素一つが
活躍するのではなく、チームで働くように。
食品も何かだけを食べればいいのではなく、
プラントペース、ホールフードで
季節の、その土地の食べ物の
自然ないのちを感謝していただく。
そして、語るべきは食べることだけではなく、
ライフスタイルそのものなのです。
人間は動物なので、運動して、働いて
このような食事をいただくことが
自然なのです。
正しい情報がいかにして
葬り去られるのかについても
見事に暴いた本書が、
こうして日本語で読める時がきまして、
いよいよ、表裏なき、
ほんものの時代が開いたと
新たにそんな思いを強くするのです。
松田先生が日本人向けに補足してくださった
注釈もとても親切。
スリムで美しく、太陽みたいな笑顔、
よどみないエネルギーが流れている方です。
新月なので、月明かりでは書けません。
電気使いました。
明日は節電します。
愛と感謝をこめて