武道の世界には、
「礼にはじまり、礼に終わる」という言葉がある。
試合の前と、試合が終わった後には礼儀正しくしなさいよ、
というような意味かなぁとと私はずっと思っていた。
それが、20年近くも身体の勉強や、武道のことを学んでいるとどうもそれだけでないようなうなことがわかってきた。
おじぎをする、その姿勢を見ただけで、
その人の弱点や、隙が見えてくるのだ。
もちろん、勝負が決まって、立ち去る時も
相手に対して、隙を見せてはいけない。
残心ともいう。
いままでの稽古では、そこまで説明するのは
面倒だし、時間もかかるので説明していなかった。
でも、最近は、人数も少ないし、
生徒さんもそれがすごく興味があるといってくれるので、
実際に体験してもらったり、
姿勢の違いで何が変わるのか?
意識の違いでどう変わるのか?
気構えのしかた、
などなど、私が学んできたことを
遠慮なく説明するようにした。
最初の、礼
今から、稽古をはじめます。
よろしくお願いします。
その動きひとつを説明するだけで、
45分くらいかかった。
それだけを説明するだけでだ。
ただ、稽古の最初の「お願いします」
生徒さんは、いやー、はじめて教えてもらいました。ありがとうございます。
と嬉しそうだった。
そうだなぁ、
やっぱり、自分だけの中にしまっていてはいけないなぁ。
こんなないようを知りたいという人もいるのかもしれない。
これからは、どんどんと説明していこう。
日本人武道の知恵、エッセンスなのだから、
私は幸い、戦前の教育を受けた先生から、
それを学んだ。
今となっては、貴重な体験だろう。
武道の体験に、
整体、そして、脳幹活性のBSセラピー。
このBSセラピーがまた、すごい。
この脳幹活性という状態、キーワードが
あることによって、日本武道の
本当のすごさが再び、解き明かされるだろうと
私は思う。
伝えなくては、
この日本人の宝ともいえるべき、知恵を
伝えなくては。
知りたいひとには、伝えよう。
そう、熱い使命感が湧いてくる。