オイゲン ヘリゲルの『弓と禅』を読みました。
初めて読んだのが、大学生の時。
ちょうど合気道をやり始めて、武道に興味を
持った時でした。
なにか分からないけど、すごいことがあるんだなぁと
思いました。
達人になるとそんなことができるようになるのかなぁと
思うぐらいでした。
それでも大変興味深く読み込みました。
それから、社会人になってもう一度よんで、
師範のお言葉の一つ一つが心にしみるような言葉でした。
「蜘蛛は罠にかかるハエのことは考えず、ただ巣をつくるのです」
「そして、そのハエも巣があるとは考えずに、ひっかかるのです」
というような言葉がとても印象的でした。
そして、今回再びよんで、意識のことを書いてあるのが
よくわかりました。
弓と矢と的と私 そのどれが私なのでしょうか?
それが一体となるときに、「それ」が射るのです。
内面的意識の重要性をとてもわかりやすく解説して
くれているような気がします。
また、何年かして読んだら、また違う発見があるのではないかと
思えるような本です。
戦前の日本には確かにこのような素晴しい思想が
残っていたのだなぁと思います。
実際に、行を行った人にしかわからない世界というのが
あるのだなぁと思います。
今後、自分がどのように変化するのか本当に楽しみだと思います。