私の人生では、アトピーを抜きには語れないと思います。
何せ、物心ついたときには、アトピーでした。
親の話では、産まれた時からという話。つまりは、乳児の頃からだったのでしょう。
おかげさまで、今では完治ではないが、アトピーに苦しめられるということはありません。
むしろ、アトピーがあったからこそ、いろんな気付きがあったのかなぁと思います。
ここでは、自分の人生を振り返りながら、私と同世代にあたる大人のアトピーで苦しむ人々や、子どもでアトピーに苦しむお母さん方に、少しでもアドバイスになればと思って、書いていこうと思いました。
私が、自分の身体がアトピーであると自覚したのは、幼稚園に入ったころくらいだろうか。いまでも覚えているのは、自分の肘がいつもジュクジュクだったということ。いつも、痒くてどこかを触っていたということだろうか。
私の故郷は、田舎で水も名水100選に選ばれるくらいの、自然豊かな町でした。だから、アレルギーアトピーという友達を見たことがありませんでした。同じような仲間がいたならば、まだ一緒の人がいると思えたのでしょうが、私の学年では私だけだったような記憶があります。
だから、いつもなんで僕だけなんだという思いがありました。それでも、3人兄弟の末っ子の次男として、昼間は元気に楽しく過ごしておりました。
つらいのが、夜です。なんせ、痒いし、汁がでてジュクジュクになるし、お風呂は沁みるし、つらかったです。そのころは、ステロイドが夢の薬としてもてはやされていた時期だったので、例にもれず私もたっぷりと塗っていた記憶があります。
そして、そのときに覚えていたのが「リンデロン」、リンデロンという響きがなんかいいやすくて、リンデロン、リンデロンと言っていたのを覚えています。
大人になってから、薬のことを調べたら、ステロイドの分類では、ストロングのグループに入っており、上から2番目のグループに入るかなり強力なステロイドをたっぷり塗っていた事を思い知りました。
もし、このときに両親がステロイドを塗らずに自然療法で治してくれていれば、私の人生も大きく変わっていたのだろうと思うと、悔しい気持ちもしました。ステロイドがホルモン剤なので、内臓の発達にも影響があるので、そのことが悔やまれます。
だから、いま子育て中のお母さんで、ステロイドを使っている方には、ステロイド以外のケアの方法があるという事を是非知ってほしいと強く、強く思います。
そんなことは、知らない母と子は、医者の言われるままに一生懸命に薬を塗って、よくなったと思ってやめたら、またひどくなるというサイクルで生活をしておりました。
耳の付け根が切れる、膝裏、肘、足首、ちんちんの裏筋、等々、いろんな所にカサカサ、ジュクジュクと症状がでました。今で言う食物アレルギーはなかったので、なんでも食べました。お菓子も大好きでした。 性格的は、明るくて元気な男の子だったと思います。回りの子にちょっかいをだす、落ち着きのない子どもでした。
アトピー以外は、楽しい子ども時代でした・・・。