初めて日本にお茶が伝わったのは、平安時代と言われています。
禅僧の祖である栄西禅師により、中国から仏教と茶の種を持ち帰り、喫茶の風習がはじまったとされています。
中国からもたらされた「闘茶」は、15世紀に京都の大徳寺一休宗純により「侘び茶」に大成され、その精神を引き継いだ村田珠光→武野紹鴎から弟子千利休に引き継がれ「侘び茶」が日本の文化、芸術の粋に高められて『茶道』といわれるようになりました。 闘茶とは、中国の唐の時代に始まった、茶の味を飲み分けて勝負を競う遊びのこと。
茶道の心は、足を運びわざわざお越しいただいた客人を労ってもてなされる「いっぱいのお茶」のことだと言われます。
現在の生活の中にもしっかり浸透していますね。
お客様がいらした時に、一杯の飲み物で一息ついていただきますが、”ようこそお越し頂きました。ごゆっくりどうぞおすごしくださいませ。”という心の表れが、一杯のお茶にこめられている気持ちが「おもてなしの心」です。
茶道に話をもどしますが、お茶のおもてなしの心として四つの文字(四規)で表しています。
もともとは、禅語だったそうです。
前の二語は、茶事で主客相互の心得
後の二語は、茶庭、茶室、茶器に関する心得をあらわしてます。
(佐藤俊明の法話より)
『和敬静寂』
和 とは、人と人との調和、和合 です。亭主と客がお互いに心を開いて共に楽しむ
ということです。立場や役職は関係なく、人として和合するということです。
敬 とは、自己を慎み、他者を敬う です。お客同士をはじめ、亭主がしつらえて下 さったお花、掛け軸、お道具、茶庭など全てに敬いの気持ちを寄せます。
清 とは、清らか。日本人は昔から、清潔を好んでいます。
寂 とは、静寂、清廉、清らかであることを表しています。
日頃の喧噪を離れ、静かなに身を置き、心身を清めるということです。
この言葉は、現在の私たちの生き方にも問われているように思います。
男子400メートルリレーで、銀メダルを得た日本人選手の頑張りは、チームワーク(和)の結束力によるものと言われており、世界から注目を浴びていますね!
ビジネスの世界に置いても、チームコーチングによる大きな成果がでています。
日本には、古来、聖徳太子は十七条の憲法で制定しています
「和を以って貴しと為す」
「和」の精神とは、自分にも人にも正直に、不満があれば話し合い、理解し合うという意味もあります。
相和するには、他を敬う謙虚な心があってこそ、相手から敬愛される。敬虔の気持ちがあれば、行いを慎み、そこにおのずから、清廉、清潔の人格が形成されるのだそうです。
ちょっと立ち止まって、振り返ってみるのもいいですね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

