★NYひとり旅★出発~
2012年2月にやらせていただいた舞台「ベロニカは死ぬことにした」は、私にいろいろな物を与えてくれました
「やりたいこと、やったらいいじゃない!?」
「自由になりたいの。」
数々の心に突き刺さる台詞。ベロニカを演じながら、終演後も私の心に突き刺さりました
そして、一番印象的な場面の台詞「自由になりたいの」からの発想で、
自由の女神に会いに行こう
と、私は思ったのです(笑)
しばらく行っていなかったひとり旅は、いつも私がやりたいと思っていた冒険。
20歳になったくらいの頃は、失う物が何もなく、私はどんな所に行ってそこで死んでしまっても後悔がないと、勢いよく世界に飛び出していました。それが、大人になって、失えない物が増えて(ここまで頑張ってきたのに、今死ぬわけにはいかない。とか・・・怪我をしたら、次の舞台が・・・とか)安全を求めることによって、自分を守ってしまい、逆にそれが自分の可能性と成長を妨げている事に気づいていながらも、ただ日常が過ぎていました。
そんな、NYは、遠いし今さら一人で行くのはなぁなんて、なんとなく思っていた私の背中を、ベロニカが押してくれました
そして、2012年2月22日、私は、一人、NYへ向かいました
私はNYで何を感じる?
生きる力?
デルタ航空172便
22日15:40 DEPARTS
18:30 機内食
座席にモニターがないので、
とりあえず、寝ようと思ったけど、寝れなくて
寝てるフリの写真だけ(笑)
22:04 今、私は、時間を遡ってる。14時間のタイムトリップ★
「人生、何か大きな事をしようとしたら、
あまりにも時間が足りなくて、
何もしないでただ生きるには長すぎるんだ。」by みさきん
22:40 ごはん来た。でも、座っていただけだし、お腹すいてない。
ベロニカ 「皆、少しずつ、嘘をつきながら、ごまかしながら、歳を取っていくの。そんな事、何度繰り返したって・・・」
ベロニカ 「でもね、エドアード。私、あなたとなら、恋に落ちたいと思うの。」
ベロニカはエドアードの手を取る。
ベロニカ 「だって、あなたはきっと、私が死んでも悲しいとは思わないでしょ。私だって、悲しいとは思わないよ。死んだら、感情もなくなっちゃうから。」
(舞台「ベロニカは死ぬことにした」より)
なんて、切なく美しいんだろう・・・。なんて、考えながら、私はNYに向かっている。
「「「死」は、なんて切なく美しいだろう。
人間って、美しいなぁ。きっと、「死」があるから、美しいんだ。」 by みさきん
AM 2:40 (日本時間)また、ごはん来た。しっかり食べよぅ。美味しかった★
「私、今、空の上だけど、
地上に足が着いてないけれど、
しっかり生きているんだぁ。」by みさきん
空の旅は、私の頭をぐるぐるぐるぐるさせて、日本を出て、12時間後・・・
NYに無事に到着しました。
NYの時間は、NYタイムで14:15
つづく・・・