観世会定期能
今日は、朝から渋谷の観世能楽堂に「観世会定期能」を観に行ってきました
能はまだまだ初心者ですが、能を見るのは好きです
あの動きがたまらないんです
能 氷室 白頭(ひむろ しろがしら)
亀山院に仕える臣下が丹波・氷室山に立ち寄る。氷室守の老人が氷室の謂れを語り、大君の徳を讃え、今宵氷調の祭を見せようと姿を消す。
夜更けになると天女が現れ、舞を舞うと、氷室の神も氷を持って現れ、氷を守護し都に送り届ける。
今日最初の曲目でしたが、シテの氷室の神の役の観世清和さんが凄いです
動きが、私の理想です
本当に、神秘的な素敵な動きで、見惚れました
ずっとゆっくりな動きなのに、突然の人間じゃないような、お人形のような動きが綺麗です。
パワフルで、何回でも見たいです。
狂言 腰祈も、とっても面白くて、何回も笑ってしまいました
祖父役の三宅右近さんの演技がすっごくコミカルで、楽しかったです
能 半蔀
花の供養をする雲林院の僧の前に女が現れ、五条辺りを訪ねてほしいと頼む。
僧は教えられた荒れ果てた一軒家に赴くと、夕顔の花が咲いている。そして蔀戸を押し上げて現れた夕顔の女の霊は、光源氏との昔を懐かしみ舞を舞う。
とにかく美しかったです。
シテの夕顔女は幻想的で、優しさがありました。
今日は、これで帰宅して、16時から自分が出演させていただいた上海万博(NHK)を見てました
能を見るのは、まだ3回目ですが、毎回いろいろな発見があります。
事前にあらすじを読んで見ていますが、それでは、やっぱり何か分からない部分が多く、台詞も分からないので、次回は、もっとお勉強して観たいと思います