実際に就職情報誌の人に聞いた話だが、飲食店のスタッフ募集で、
「オープニングスタッフ募集」
と掲載すると、単なるスタッフ募集に比べて、数倍の応募があるそうだ。
これから何か新しいことをやるというイメージが人を魅きつけるのだろう。
事実、新しい環境で、新しいことをやりたいと思っている人は多い。
さて、採用面談や人事面談で、
「今の環境では新しいことができないので、新しい環境で新規事業を立ち
上げたい」
という人がいる。
しかし、そういう人に限って、単に飽きっぽく責任感がない傾向がある。
というのも、本物の新規事業を立ち上げられる人というのは、どんな環境に
あっても、常に現状を出発点として新しいものを創ったり、変えていく能力
を持っているからだ。
もし読者の方で、新規事業をやりたいと思っている方がいらっしゃったら、
一度今の環境で本当に自分は新しいことができないのか、変えることができ
ないのか、じっくり考えてみてはいかがだろう。
確かに制約条件(理解のない上司、少ない予算等)があって、何もする余地が
ないということもありうると思う。
ただそういった制約条件の中でも、アイデアを捻り出し、粘り強くトライし、
実行し、実現することができれば、本当に新規事業をやる機会を与えられた
時、かなりの実力がついていることは間違いない。