こんにちは。深谷市の彩北進学塾です。
今日は、ある中学校の1年生の中間テスト結果を詳しく分析してみて分かった、見過ごせない事実についてお話しします。
テスト分布図から見えてきた現実
まず国語のテスト結果を見てみましょう。平均点は58点。そして分布図を見ると、最も人数が多いのは50点~60点の層です。これは健全な分布と言えます。平均点付近に最も多くの生徒が集まっているわけですね。
理科も国語と似た傾向で、比較的正常な分布を示していました。
英語と数学に見られる深刻な二極化
ところが、英語と数学は全く様子が違います。
数学を見てみると、80~100点の高得点層が非常に多い一方で、40点以下の低得点層も同じくらいの人数います。真ん中の層が少ないのです。
英語はさらに極端で、どの点数帯にもほぼ同じくらいの人数が分散。つまり「できる子」と「できない子」がはっきり分かれてしまっているということです。
今回は社会の平均点が43点と全体的に低かったのですが、これは珍しいケース。むしろ注目すべきは、まだ中1のこの段階で、英語と数学に明確な学力差が生まれているという事実です。
なぜ英語でつまずく生徒が増えているのか
前回の学習指導要領改訂以降、中学校の英語教科書は大幅に難化しました。これは多くの教育関係者から指摘されている事実です。
小学校で学んだ内容を前提に作られているため、小学校の英語が身についていない状態で中学に入ると、いきなりつまずいてしまうのです。
「最初のテストは簡単だから大丈夫」という時代は終わりました。
中1の最初のテストから、すでに難しいのが現実です。
深谷市の小学6年生の保護者の方へ
お子さんが中学に入ってから「学校の授業についていけない」「英語の日が憂鬱」となってしまう前に、今から準備を始めることをおすすめします。
うちの塾でなくても構いません。ただし、英会話ではなく、しっかりと文法や単語を体系的に指導してくれる塾を選んでください。
英語は高校受験でも大学受験でも必須科目です。そして何より、週に何度もある英語の授業が苦痛になってしまっては、学校生活そのものが楽しくなくなってしまいます。
今、目の前の勉強をしっかり理解することが受験につながる
テスト前に勉強するのは当然ですが、それだけでは不十分です。
普段の授業を大切にし、その日のうちに理解する。苦手を作らない。できないことを一つでも減らす。
この積み重ねが、最終的には高校受験、大学受験で大きな力になります。
分布図が示すように、中1の段階ですでに差がついています。でも、逆に言えば今ならまだ間に合います。
深谷市で学ぶお子さんたちが、自信を持って中学生活を送れるよう、私たち彩北進学塾も全力でサポートしていきます。
彩北進学塾では、一人ひとりの理解度に合わせた指導を行っています。深谷市で塾をお探しの小学生・中学生の保護者の方は、お気軽にご相談ください。