「中村軒」の「きんつば 白」2024.09.01 | 京都 de 茶の湯 / 西方庵

京都 de 茶の湯 / 西方庵

京都・嵐山近くで、四季の移ろいを愛でながら茶の湯を楽しんでいる侘び茶人・ 笹峯宗桓のブログです。400年以上の歴史を持つ鹿児島示現流兵法の門友として、鍛練に励んでもおります。

迷走台風の影響で、散々な目にあわれた、被害を受け

られた皆様にお見舞いを申し上げます。

台風銀座と言われる鹿児島県出身の私でさえ、

過去に1回しか遭遇したことのない、どこへ行くのか

分からない迷走台風、困ったものです。

今日の京都は曇天。台風の備えを元に戻しました。

それにしても、昨日、台風のために「中村軒」さんで、

お弟子さんと一緒に、かき氷を頂けなかったのは

残念なことでした。

今日は、買いだめして置いた「中村軒」さんの

「きんつば 白」を、薄茶と一緒にいただきました。

(今日は、飲み口を前に向けました。)

 

さて、念のため、朝のウオーキングをパスし、

午後ものんびり。

 

最近の自分の老化について考えてみました。

発想を逆転してみると、

1)視力の衰え;嫌なものを見なくて済む。

2)聴力の衰え;嫌なことを聴かなくて済む。

3)記憶力の衰え;

 ・嫌なことを覚えていなくて済む。

 ・毎日が一期一会。毎日が新しい日となる。

4)筋力等の運動能力の衰え;

 ・無駄な力みができなくなり、

 ・無理な呼吸が出来なくなり、

 ・筋力に任せた無理な姿勢をとれなくなり、

  立居振舞が、力の抜けた鷹揚なものになる。

5)男性と認められなくなる;

 ・肩肘張って生きなくて済む。

 ・誰かを身命をかけて守る必要がなくなり、

  養うためにお金を稼ぐ必要もなくなる。

 

今のところ、ざっと、こんなものでしょうか。

随分と肩の荷が降りて、気が楽になります。

 

私の家系は、皆、長命で、頭が剥げることもありません。

残された20年程を、生命ある限り、後進の育成に

努められたらと、願っています。

(了)