「鶴屋吉信」の「夏つややか」 2024.05.20 | 京都 de 茶の湯 / 西方庵

京都 de 茶の湯 / 西方庵

京都・嵐山近くで、四季の移ろいを愛でながら茶の湯を楽しんでいる侘び茶人・ 笹峯宗桓のブログです。400年以上の歴史を持つ鹿児島示現流兵法の門友として、鍛練に励んでもおります。

今朝の京都・嵐山近傍の「愛宕山」の上部には、雲が

かかっていました。(松尾橋附近の罧原堤<ふしはら

つつみ>から見上げる愛宕山)

今日のお菓子は、京都の老舗・京菓子司「鶴屋吉信」

さんの「夏つややか」です。

「露」がかかった紫陽花の風情を、意匠化したもの

でしょうね。茶道で用いられるお菓子は、形状で風情を

強く感じさせるものです。(中身は、形状ほどの変化は

ありません。)

 

帰宅して、黄伊羅保茶碗で抹茶を一服しました。

私の小さな庭にも、「山紫陽花」の「甘茶」の花が

咲き始めました。

次は、「キンシバイ」と「京鹿の子」の花でしょう。

(了)