霜葉紅於二月花(霜葉<そうよう>は二月の花より紅なり)
私の好きな唐の詩人「杜牧」さんの、
七言絶句「山行」の中の言葉です。
直訳すると「霜にうたれた紅葉の美しさは、
二月の桃花にまさる。」かな?
高位高官となった杜牧さんが、故郷に帰ったときに、
昔、愛した女性の様子を、そっと見に行くと、
歳月を重ねた彼女の姿は、誠に素晴らしいものであった。
一緒になることは出来なかったけれど、
この人を見染めた自分の目に狂いはなかった。
とでも言うような意味でしょうか。
解釈を間違えていたら、お許しください。
(了)