今日の京都は、積雪はありませんが、雪が舞っています。
ネットニュースによると、
22日午後、ある私立の芸術大学で、女子学生が作品を制作する
授業中に電動工具で鉄板を切っていたところ、火花が飛び散って
着衣に燃え移り、大やけどを負って救急搬送され、病院で治療を
受けていましたが、30日に亡くなったそうです。
誠に悲しい事故です。防燃性の作業服の着用や作業手順などの
安全指導はされていたのでしょうか?
電気屋であった私の周りにも、高電圧に触れて若くして亡くなった
方がおられます。今でも、時々、面影を思い浮かべては嘆息します。
優秀な方だっただけに、手順などに誤りなどないはずなので、
何故?と今でも思います。
また、道行く人々の服装を見ていて、足元近くまで長くてヒラヒラした
デザインの服の人、引きずりそうなズボンのはき方をした人など、
デザイン重視のルーズな服装の方を多く見かけると、
つい、エスカレーター、エレベーター等の機械に巻き込まれなければ
良いが等と、勝手に心配してしまいます。
色々な安全装置が次々と開発、設置されて、人々への安全対策が年々進められ、充実されて行く世の流れは大変結構なことですが、
それに反比例するかのように、人々の安全に対する危険意識が
失われ、安全対策に甘えた振舞いが増えて来ているように感じる
のは、この年寄りだけでしょうか?
明日は新しい年を迎えますが、いろいろな作業の場で、
この様な痛ましい事故が起らないようにと、切に祈っています。