MARIONETTE- シンドウ
【マジシャン部隊①】
旧ソ連時代よりロシアでは超能力の研究が盛んに行われて来た。少しでも見込みのある人間は幼少の頃から政府に隔離されモルモットのような扱いをされ日々実験に繰り出される毎日。マルコ・レス・モゾロフ少年もその1人であった。
ガタ…………。
ガタガタ………………。
す──────
ふわり
ガシャン!
空中に浮かび上がったガラスのコップが床に落ちガラスの破片が飛び散る。高さにして1メートル程度、時間は数秒程度。
「これでは使い物になりませんね。」
「脳に刺激を与え続け7年、殆ど成果は見られません。」
「もはや廃棄処分で宜しいでしょう。」
「!?」
研究により使い物にならなくなった人間は廃棄処分とされ殺されるのが、この研究所のルールである。
「ちょっと待って下さい!僕はまだやれる!殺さないで!」
「マルコ、お前は既に15歳になる。もはや用済みだ。」
「そんな!」
少年マルコは廃棄処分が決定し、翌日には殺される運命にあった。死の恐怖から身体が震え、暗い独房の中で狂気にも似た感覚に襲われるマルコが、アンドロメダと出会ったのはその時である。
カツン
カツン
カツン
ギギ………………。
暗い独房に光が射しマルコの前に立っていたのは、美しい女性兵士アンドロメダである。
「お前がサイコキネシスを扱えるという少年か。」
「…………。」
「まぁ、良い。お前は今日からレッドマジシャンと名乗れ。私の部下とする。」
西暦2060年10月15日
未来の技術により開発された機動兵器(パワードスーツ)には不思議な機能が備わっていた。それは装着した人間の能力を何倍、時にはそれ以上に引き出す事が出来る。
ゴゴゴゴゴゴォ!
何度打ち払っても、地面に落とした光学短剣(ナイフ)が浮かび上がり桜坂 神楽に襲い掛かる。
『いかに10億人に1人の遺伝子を持つアリスであっても、永遠に続く攻撃に耐える事は出来ない。』
レッドマジシャンに対峙するのは栗色の髪をした東洋人ではなく、既に覚醒したオリジナル・アリスだ。
(サイコキネシス………、これが彼の能力。しかし、これほどの光学短剣(ナイフ)を同時に操るなんて、常軌を逸しているわね。)
ビビッ!
(28%…………。)
アリスは自らの損傷率を確認し、レッドマジシャンとの距離を測る。
(防戦一方では勝てない。しかし本体を倒す事は難しい事では無い。)
ジャリ…………。
シュバババババババババ!
ザッ!
シュバッ!バシュッバシュッバシュッ!
雨のように降り注ぐ光学短剣(ナイフ)を打ち払いつつ、アリスはレッドマジシャンとの距離を詰める。
(今だ!)
シュバッ!
『シンクロレベルγ(ガンマ)!』
『!』
ババッ!
アリスの光学鞭(ウィップ)がレッドマジシャンの身体を捉える前にマジシャンは後方へと大きく飛び跳ね、更に距離を取る。
『無駄だよアリス。私の移動スピードは、お前より速い。』
西暦2059年
「レッドマジシャン、レッドオーシャン。」
「はい。」「アンドロメダ様」
「近く私はシリウスと戦う事になるでしょう。」
「…………シリウス・ベルガーですか。」
西側最強の機動兵士として名高いシリウスは、アンドロメダの兄弟子にあたる。
「シリウスは強い。デストロイ部隊をもってしても負けるかもしれないわ。」
「まさか…………。」
「もし私がシリウスに負けた時は、ロシア軍の機動兵士部隊を任せられるのは貴方達しかいない。頼んだわよ。マジシャン、オーシャン。」
バトルフィールド南エリア
伊集院 翼 VS レッドオーシャン
バシュッ!
ガキィーン!
ビリビリ
伊集院の損傷率は既に70%を越えており一度でも攻撃を受ければ予選敗退となる。
(それにしても、世の中は広い…………。)
中華人民共和国の機動兵士(李 王偉(リ・ワンウ))にしても、ロシアの機動兵士(レッドオーシャン)にしても、相当に強い機動兵士であり、油断が出来ない。
ブワッ!
ガキィーン!
ビリビリ
(レッドオーシャンの反応速度と瞬発力は防衛軍の神坂統括隊長にも匹敵するレベルだ。)
『ふん!』
ズバッ!
『!』
ビビッ!
『損傷率28%』
伊集院の光学剣(ソード)がレッドオーシャンの肩を斬り裂きオーシャンの耐久値が減少する。
確かにレッドオーシャンの動きは速いが、伊集院は防衛軍の第一統括隊長でありAブロックに続き統括隊長が負ける訳には行かない。
ゴゴゴゴゴゴォ!
『覇王剣!!』
ズバァ!!
『!』
ザザッ!
ビビッ!
『損傷率88%』
『ほぉ、直撃は避けたか。恐ろしいほどの反応速度だ。』
『恐ろしいのはアナタよ。一撃で耐久値の殆どを持って行くなんて。』
『安心しろ、次で決める。』
ザザッ!
信じられないことに攻撃型の『マリオネチカ』を装着している伊集院のスピードは、シンクロレベルβ(ベータ)のレッドオーシャンを上回る。しかし、レッドオーシャンには奥の手がある。
『シンクロレベルγ(ガンマ)!』
シュバッ!
『!』
レッドオーシャンの細長い光学剣(ロングソード)が、伊集院の反応速度を上回り、伊集院の胸部に突き刺さった。
『お前…………強制シンクロ装着を……………。』
『悪いわね、伊集院。私達は予選ごときで敗退する訳には行かないのよ。』
バチバチバチバチバチバチバチバチ!
ドッガーン!
【マジシャン部隊②】
ざわ!
日本国防衛軍 第一統括隊長
伊集院 翼が敗退した。
「神坂隊長、大和隊長に続き伊集院統括隊長まで……。」
日本国が誇る最強の機動兵士達が次々と予選で敗退して行く状況に、防衛軍の控室では動揺が走る。
「夢統括隊長…………。」
「七瀬統括隊長、これは厳しくなって来ました。」
「榊原隊員に続き、不知火隊長も劣勢ですね。」
「私達が思っていた以上に他国の機動兵士のレベルが高いわ。下手をしたらBブロックも全滅の可能性があります。」
「…………。」
控室内がしんと静まり返る。
「まだ明日香がいます。」
「明日香?………羽生隊員ですか。」
七瀬は羽生 明日香の強さを知っている。
「彼女の強さは別次元にあります。明日香は必ず勝ち残りますよ。」
ビビッ!
羽生 明日香のモニターに映る味方の機動兵士の反応は1つしかなく、既に3人の機動兵士が敗退した計算になる。そして、残り1つの機動兵士の耐久値も僅かしか残っていない。
『大変!』
明日香は慌てて残る1つの機動兵士の元へと走り出した。明日香と対峙していた中華人民共和国の機動兵士である、周 劉偉(シュウ リュウエイ)は予想以上に強い兵士ではあったが、慎重になりすぎたのかもしれない。
(まさか、伊集院統括隊長まで負けるなんて……。)
全くの予想外の展開に、明日香は少し混乱するが今は動揺をしている場合ではない。生き残っている日本の機動兵士、不知火 詩音の耐久値が今にも無くなりそうで怖い。
ビビッ!
距離にして1000メートル、まだ目視は出来ないが機動兵士の走行速度であれば、すぐに辿り着く事が出来る。
(間に合って!)
ビビッ!
バチバチバチバチバチバチ!
ドッガーン!
『!』
しかし、明日香が到着した時には既に不知火 詩音の耐久値は限界を越えていた。
『私以外の仲間の機動兵士が………全滅?』
ザッ!
ザッ!
『一歩、遅かったようね。』
中華人民共和国の女性の機動兵士が明日香に声を掛ける。見た目の年齢は明日香よりも若く、その容姿からは強さは感じられない。
『申し訳ないけれど、アナタに構っている暇は無いわ。』
『え?』
『ロシア軍の機動兵士が私の兄を襲っている。アナタの相手はその後よ。』
『ちょっ!』
ザザッ!
それだけ告げると、その女性兵士は別の戦場へと走り出した。
(これは…………。)
驚くべきはそのスピードである。先程の中国の機動兵士も直線のスピードは速かったが、この女性兵士もスピードは相当に速い。
『ちょっと!待ってよ!』
女性兵士が向かう戦場にいる機動兵士は4人おり、1人が中国の機動兵士であるなら、残りはロシアの機動兵士であろう。おそらく、その中に伊集院第一統括隊長を倒した機動兵士がいる。
ビビッ!
遠く北のフィールドでは2人の機動兵士が戦闘をしている様子が見て取れる。フィールドに残る機動兵士は8人。残り時間はまだ1時間あり時間切れになる事は無いだろう。時間切れになれば防衛軍の敗退は決定する。
(とにかく、1人でも多く倒して残り4名に残らないと………。)
ザザッ!
『『シンクロレベルβ(ベータ)!』』
シュバッ!バシュッ!
ガキガキィーン!!
『!?』『こいつ!』
ロシア軍の機動兵士であるレッドガーディアンとレッドクロスの猛攻が続く中、李 王偉(リ・ワンウ)は、防御に徹する戦法で全ての攻撃を防いでいた。
『なんて反応をしやがる!』
シュリング流武術には、相手の動きを見極める極意がある。特にワンウは『心眼』を極めた達人であり『機動兵器』の性能と相まって、その能力は超人の域に達している。単純なスピードなら、強制シンクロ装置を装着したマジシャン部隊の兵士の方が速いが、しかし、戦闘技術に於いては圧倒的な差が存在する。
シュバッ!
ガキィーン!
ブワッ!
ガキィーン!
ビビッ!
『ガーディアン!クロス!』
『オーシャン!?』
『何をしている!相手は手負いの機動兵士!それでもマジシャン部隊の一員か!』
ザザッ!
戦場に現れたのは3人目のロシア軍の機動兵士レッドオーシャンである。
(伊集院が敗れたのか………。)
李 王偉(リ・ワンウ)は、態勢を整えて光学剣(ソード)を構え直す。
おそらく、この機動兵士は他の2人よりも格上であり、さすがのワンウも3人を同時に相手にするのは難しい。
────────しかし
ビビッ!
『兄さん!』
『シュェリー………、遅かったな。』
運は李 王偉(リ・ワンウ)に味方をする。
そして、もう1人─────
ザザッ!
『ちょっと、待ちなさいって!』
『!?』
『お前は…………、あの時の…………。』
レッドオーシャンの前に現れたのは、防衛軍の機動兵士である羽生 明日香だ。
『貴女は!』
ロシア軍の機動兵士部隊であるマジシャン部隊は、明日香にとっては因縁の相手である。ローマ戦線ではシーザー・クレシェフを相手に共闘はしたものの、ベルギー戦線では高岡 咲を殺した憎むべき敵。見逃す訳には行かない。
シャキィーン!
明日香は狙いをレッドオーシャンに定め、一気に加速する。
『はぁっ!』
『ちっ!』
ガキィーン!!
ビリビリ!
(やはり運は俺に向いている。)
その戦闘を見たワンウは、標的をレッドガーディアンに定めた。
『シュェリー、お前は右のロシア兵を殺れ!俺は左の兵士を殺る!』
『任せて、兄さん!』
シュバッ!
これによりバトルフィールド南エリアの戦闘は1対1の状況となり、北のエリアを含めて残っている機動兵士は8人、予選を突破出来る機動兵士は4人。このタイマン勝負で勝った方の機動兵士が予選を突破出来る状況が生まれる。
北エリア
桜坂 神楽 VS レッドマジシャン
南エリア
羽生 明日香 VS レッドオーシャン
李 王偉(リ・ワンウ) VS レッドガーディアン
李 雪麗(リ・シュェリー) VS レッドクロス
【マジシャン部隊③】
フランス共和国 控室
聖戦騎士団のアラン・トルーパーは、現在の戦況を見て気味の悪い感覚を覚えていた。
中華人民共和国の機動兵士である李 王偉(リ・ワンウ) は世界三大英傑の1人である伊集院 翼と対峙し戦況は明らかに劣勢であった。あの伊集院にワンウが勝てる予想など誰も出来ない。
ロシア軍の機動兵士が乱入した際は、ワンウの耐久値は残り僅かであり敗戦は濃厚であった。伊集院が倒された後には3対1の絶望的な状況となったが、李 雪麗(リ・シュェリー)と羽生 明日香が駆け付け戦況は大きく変わる。
あの3人のロシアの機動兵士の中では格上であるレッドオーシャンの相手は羽生 明日香となり、ワンウと対戦している機動兵士は、レッドガーディアン、実力ではワンウの方が上だろう。この二転三転する戦況を予想出来る人間などいるだろうか?
李 王偉(リ・ワンウ)が勝ち残る可能性など無かったはずだが、現状はどうだ?
バシュッ!
『ぐわぁ!』
ビビッ!
『損傷率77%』
レッドガーディアンとワンウの差は圧倒的であり、もはや予選通過は決定的な状況である。
(マリア………………。)
なぜ、マリア・ローラは李 王偉(リ・ワンウ)の予選突破を預言出来たのか。
「どうしたアラン?緊張でもしているのか?」
「レオン………、いや、何でも無い。」
レオン・マックスは特に何も気にしていない様子だが、マリアの預言能力は明らかに尋常ではない。
「それにしても、あの日本の機動兵士は強いな。」
レオンの言葉に我に返ったアランがモニターを見ると、羽生 明日香がレッドオーシャンに一撃を加えているのが見えた。
「桜坂 神楽にレッドマジシャン、機動兵士ならその2人の名前くらいは聞いた事がある。しかし、羽生 明日香という機動兵士の名前は初めて聞いた。無名の機動兵士がレッドオーシャンを圧倒している。決勝トーナメントでは厄介な相手になるぞ。」
「そうか?俺なら北エリアの2人の方が恐ろしいな。」
「あの2人は別格だ。レッドマジシャンの戦闘を初めて見たが、あれは本物の化物だ。あの数の光学短剣(ナイフ)をどうやって操っているのか全く見当がつかないし、その攻撃を弾き返す桜坂 神楽も化物だな。」
あの2人が決勝トーナメントへ進めば間違いなく優勝候補の一角になるだろう。どちらか1人でも予選で敗退して貰えるならフランス軍にとっては非常に助かる。
シャキィーン!
シュバッ!
『ぐっ!』
ビビッ!
『損傷率38%』
ワンウの蒼い光学剣(ソード)がレッドガーディアンの赤い装甲を斬り付ける。レッドガーディアンには攻撃に転じたワンウの攻撃を見切る事が出来ない。
(シンクロレベルβ(ベータ)では対応出来ない!)
『シンクロレベルγ(ガンマ)!』
『!』
『止めろガーディアン!俺達にはγ(ガンマ)は無理だ!』
ビキ
ビキビキ!
(何だ?)
『李 王偉(リ・ワンウ) と言ったか?もう好きにはさせねぇ………ガ………ギ………。』
レッドガーディアンの表情がガラリと変わり、まるで別人のような雰囲気を醸し出す。
ビュン!
『!』
ガキィーン!
(速い……………!)
直線的な動きではあるが、剣のスピードは先程とは比べ物にならない。
ビビッ!
『オーシャン!ガーディアンがレベルγ(ガンマ)を使いやがった!』
『なんだと?そんな許可は出していない!今行く!』
ザッ!
『ちょっと!』
レッドオーシャンを追って明日香も急いで駆け付けると、そこには明らかに得体の知れない機動兵士が佇んでいた。
『…………パラサイト!?』
『ギギ…………何だ?オマエラ?』
レッドガーディアンを取り囲むように、5人の機動兵士が並び立つ。
『ガーディアン、すぐにシンクロを解きなさい、さもないと暴走するぞ!』
『ギギ………オーシャン…………。』
そして、レッドガーディアンはオーシャンを睨みつける。
『テメェ…………。偉ソウナンダヨ。』
『なに?』
シュン!
『!?』
ズバァ!!
『な……………。』
『俺様二命令スルナァ!!』
バシュッ!
『ガーディアン…………貴様…………。』
バチバチバチバチバチバチバチバチ!
ドッガーン!
『死ネ!』
シュバッ!
『!』『!』『!』『!』
シンクロが解けた状態の機動兵士は生身の人間と同じであり全くの無防備、そのレッドオーシャンに向けてガーディアンは光学剣(ソード)を振り下ろした。
『レッドオーシャン!!』
『馬鹿な!何をやっている!?』
『味方を殺すなんて……………。』
ビキビキ…………。
『次ハオ前ダ…………。』
レッドガーディアンの狙いは李 王偉(リ・ワンウ)であり、ワンウの装甲の耐久値は殆ど残っていない。このままでは、ワンウも殺される事になると、李 雪麗(リ・シュェリー)は、足を踏み出した。
『死ネェ!!』
『瞬脚(シュンジャオ)!』
『!』
ズバァ!!
『きゃぁ!』
『シュェリー!!』
ズバッ!
バシュッ!
グサッ!
それはまるで、スローモーションを見ているような感覚であった。ワンウとガーディアンの間に入ったシュェリーが、レッドガーディアンの光学剣(ソード)の前に滅多斬りにされ、装甲の耐久値はみるみるうちに減少する。
バチバチバチバチバチバチバチバチ!
ドッガーン!
『トドメダ!』
『!』
ガキィーン!!
全く動けなかったワンウの前に現れたのは、日本の機動兵士である羽生 明日香である。
『貴方!早く彼女を遠くへ!』
『わ………わかった。シュェリー来い!』
ザザッ!
「兄さん、ごめん!負けちゃった。」
『今はそれどころではない!早く逃げるぞ!』
シュェリーを抱きかかえたままワンウはガーディアンとの距離を取る。
(今のガーディアンの動きは何だ?)
武術を極め『心眼』を会得したワンウでさえ、奴の動きが読めなかった。あんな戦闘スタイルは見たことが無い。
『奴は本当に人間なのか?』
ビビッ!
『あとは私に任せて下さい。』
『お前……………、日本人、あれは何だ?』
『初見で『パラサイト』の相手をするのは難しいのです。『パラサイト』と戦うには相応の戦術が必要です。』
『パラサイト………何だそれは?』
『ギギ……………。』
『いや、正確にはまだ『パラサイト』にはなっていません。『パラサイト』とは死んだ人間に寄生する化物の総称ですが、彼はまだ死んでいない。今ならまだ間に合うわ。』
装甲の耐久値を削り取り、シンクロさえ解除させれば『パラサイト』と装着している人間を分離出来る。
『ギギ…………、オンナ!邪魔ヲスルナ!』
『貴方の相手は私がします。』
薄桃色の『マリオネット』を装着した明日香が、レッドガーディアンの前で光学剣(ソード)を構えた。
ロシア連邦共和国
レッドマジシャン
レッドガーディアン
レッドクロス
中華人民共和国
李 王偉(リ・ワンウ)