先日、図書館で買おうとしていた本があった。
瀬戸内寂聴さんの評伝。齋藤愼爾作。
そういえば最近、瀬戸内さんは、御年八十六歳でケータイ小説に挑戦したらしい。
瀬戸内さんの評伝は、
「瀬戸内寂聴にとって、生きることは、すなわち書くこと、愛することであった」と始まる。
わたしは瀬戸内さんの小説の中では、出家する前の瀬戸内晴美時代の「夏の終わり」が好きだ。
高校生の頃に読んで、作家の愛人である女主人公が、若い恋人に逢いにいくの。作家が部屋に来ているから、銭湯に行く嘘をつき若い恋人の部屋に走る。つかのまの逢瀬。髪をぬらして銭湯に行ったふりをしてまで、逢いにいく。
瀬戸内寂聴さんの評伝。齋藤愼爾作。
そういえば最近、瀬戸内さんは、御年八十六歳でケータイ小説に挑戦したらしい。
瀬戸内さんの評伝は、
「瀬戸内寂聴にとって、生きることは、すなわち書くこと、愛することであった」と始まる。
わたしは瀬戸内さんの小説の中では、出家する前の瀬戸内晴美時代の「夏の終わり」が好きだ。
高校生の頃に読んで、作家の愛人である女主人公が、若い恋人に逢いにいくの。作家が部屋に来ているから、銭湯に行く嘘をつき若い恋人の部屋に走る。つかのまの逢瀬。髪をぬらして銭湯に行ったふりをしてまで、逢いにいく。
わたしは大人ってすごいなと思った。
そして何で愛人と別れてから、若い男と付き合わないんだろうと。素朴な高校生の疑問。
そして、この小説が瀬戸内さん自身の話に近いことを聞き、またびっくり。
のちの作品にも、女主人公を軸に、愛人の作家、若い恋人のトライアングルが描かれる。
瀬戸内さんの作品で、評伝ものも好きである。「かの子攪乱」では芸術家の岡本太郎のお母さんの岡本かの子の人生を、「美は乱調にあり」では、関東大地震のさなか殺されたという説がある大杉栄の妻の伊藤野枝の人生を教えてくれた。
もう一度、今の年で瀬戸内作品を読み返したくなった。
高校生のわたしとは違う感想だろうな。そして、一回は岩手のお寺で開催している瀬戸内寂聴尼の法話を聞いてみたい。
そして何で愛人と別れてから、若い男と付き合わないんだろうと。素朴な高校生の疑問。
そして、この小説が瀬戸内さん自身の話に近いことを聞き、またびっくり。
のちの作品にも、女主人公を軸に、愛人の作家、若い恋人のトライアングルが描かれる。
瀬戸内さんの作品で、評伝ものも好きである。「かの子攪乱」では芸術家の岡本太郎のお母さんの岡本かの子の人生を、「美は乱調にあり」では、関東大地震のさなか殺されたという説がある大杉栄の妻の伊藤野枝の人生を教えてくれた。
もう一度、今の年で瀬戸内作品を読み返したくなった。
高校生のわたしとは違う感想だろうな。そして、一回は岩手のお寺で開催している瀬戸内寂聴尼の法話を聞いてみたい。
「寂聴伝」齋藤愼爾 白水社
2008.10