発がん性があると言われる有機フッ素化合物、PFOS、PFASなど | さらのブログ

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 有機フッ素化合物とは何か?

炭素とフッ素の結合を持つ有機化合物でPFOS、PFOAなど1万種類あるともいわれる。撥水材、泡消火剤、コーティング剤などに用いられる。

 

 人への影響はあるの?

2000年米国のデュポン社は、調理器具製造のためPFOAを大量に製造していた。工場下流50㎞の町に住んでいたアールボドキン氏は10年間飲料水として使用していたが、22年前下痢や下血が続く潰瘍性大腸炎と診断される。この周辺住民の血中PFOA濃度はアメリカ平均83ng/mlの数値の20倍であった。そのうち血中濃度の高い人たちは、6つの病気(潰瘍性大腸炎、腎臓がん、甲状腺疾患、高コレステロール、妊娠性高血圧、精巣がん)の発症率が上昇していた。

 

北海道大学の岸玲子教授が妊婦500人のPFOS血中濃度を調査、平均と変わらない程度であったがその分布を詳しく見ると、PFOS濃度が高いグループでは赤ちゃんの体重が軽くなったり(濃度差10倍で150g減)、精子の形成に関わるホルモン濃度が4割低かった。

 

 どのぐらいの数値なら問題が無いの?

アメリカでは有機フッ素化合物の健康勧告値は70ng/lであったが、2023年に大幅に厳しい健康勧告値4ng/lの案を公表している。

日本の暫定目標値は50ng/lである。

 

 青木市議の質問を聞くと、栗東市でも目標暫定値は超えなかったものの高い値が出ている。この事実は知らなかったので(市のHPには記載)質問に感謝です。水道代も15%上がるそうですが市の告知に気づいていませんでしたが、青木市議が過去に水道代についても言及されていた。