2026年7月3日(金)、渋谷・SEABIRD、第1金曜(1金)ライブ&セッション。今年2026年は“ジャズの帝王”マイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーンの生誕100周年に当たるということで、インスト(歌無し)曲は、この2人が残した名盤を演奏する4回目で「COOKIN (クッキン)」がテーマ。

【十河さん(pf)、岩渕さん欠場でトラの上代さん(ds)、本多バンマス(tp)、萬造寺さん(b)、御子柴さん(ts)】
同アルバムから「Tune Up」「When Lights Are Low」「My Funny Valentine」と3曲。そして珍しくお客様からのリクエストにお応えしてスティングの「Englishman in New York」、さらにセッション参加者の小松葉子さん(Fl)をフィーチャーして「Alone Together」で1st.setを終了。

【小松さんは音色も立ち姿も凛として美しい!】

2nd.setは先ず柳田さんが梅雨空を一掃したいと「On A Clear Day」。続いてプロピアニストのご主人(ケイさん)とバンマス夫人ジェーンさんのピアニカも従えたルーシーさんがRCサクセションの「Slow Ballad」をブチかます。そして久々登場の中村美津子さんは軽快なワルツで「Bluesette」。

【↑ケイ(pf)&ルーシー(Vo)&ジェーン(mel)】

【Bluesetteの曲調にはフルートが良く合う】
ヴォーカル4番手の私は毎年7月は七夕で星に因んだ曲を歌ってきたが、ラテンで攻める今年は「ラテンで星に関する曲はないか」と探した結果「Estrellita (小さな星)」を歌うことに。スペイン語の「星=estrella」に「可愛い」とか「小さな」という接尾語「ーita」が付いて「小さな星」である。
この曲はメキシコのマヌエル・ポンセが今から110年以上も前の1913年に作ったクラシックの名曲だ。あの“タンゴの王様”ザビア・クガート楽団のテーマにもなっている有名な曲だし私もどこかで聴いたことがある耳馴染のあるメロディでスペイン語もそんなに難しくはない。
ただメロディは美しいが音域が広く、下の「ド」から始まって上の「ラ」まで2オクターブ近くある。youtubeでクラシックの声楽家が歌い上げているが曲調からして声は張り上げたくないし、私の地声では張り上げても出ない音域でありミクスド・ヴォイス(地声×裏声)を駆使しても苦しい。

♪Estrellita・・・2026年7月3日、渋谷・SEABIRD1金ライブ&セッションにて♪

“1金の美空ひばり”益田さんは星の定番曲「星に願いを (When You Wish Upon a Star)」を3拍子で。これ、4拍子より合うじゃん!トリの大津晃子さんは先月のニール・セダカ追悼に続き今月は大野雄二追悼で彼の代表作「ルパン三世 (Lupin the Third)」を披露。これは盛り上がるよネ!

フィナーレは管楽器陣総出演でテーマに戻ってアルバム「COOKIN」から「Blues by Five」。マイルス&コルトレーンというテーマをなぞりながらも、スティングにRCサクセションに「ルパン三世」まで、なかなかジャズスポットでは聴けない曲も飛び交った楽しいライブになった。

Saigottimo