2026年6月20日(土)、新宿・末廣亭。今日は中席(毎月11~20日)の千秋楽である。現在、毎日興行している定席と呼ばれる寄席は都内に5か所あり(*1)、末廣亭は落語協会(以下「落協」)と落語芸術協会(以下「芸協」)が交互に主催するので隔月で一方が「上席」と「下席」ならもう一方が「中席」だ。
今月の中席は芸協の主催で「昼の部」の主任(所謂トリ)は桂文治、「夜の部」は三遊亭游喜(*2)。他の出演者は交互出演だったり代演になったりするが主任は必ず10日間休まず務めるので今日の千秋楽でホッとするのだろう。文治は得意の泥棒噺「鈴ヶ森」を演じ終えると撮影会に応じてくれた。

【主任の文治を囲んで昼席の面々での撮影会ショット】
楽協よりも所属芸人数が少ない事もあるが芸協は他の団体(立川流、円楽党、上方落語協会)の出演枠を設けたり浪曲も聴ける。講談は楽協でも聴けるが浪曲は芸協主催でないとプログラムには入らない。今回も昼の部で上方の桂文我や神田蘭の講談、夜の部でも国元はる乃の浪曲が聴けた。
この日は、タップをしながらバイオリンを弾くマグナム小林に桂三四郎に三遊亭萬橘に三遊亭游雀など、私のお目当てが「夜の部」に集中。そこで久し振りに昼夜通しで9時間近く楽しんだのだが、残念ながら游雀は交代で出演しない日だったし、萬橘は代演(他の人が代わりに出演)で聴けなかった。
それでも収穫は多く、かねてより個性的で注目していた柳亭明楽は古典の「牛ほめ」を独特の語り口で爆笑させられたし、柳亭小痴楽は古典の「あくび指南」をさすがの達者ぶりで聴かせたし、笑福亭羽光はとてもシュールな新作で脳をよじってくれて、青年団のコントもキレ良く面白かった。

【表の入口前に貼ってある当日の出演者】
この日は梅雨に相応しく終日大雨だった。以前、晩年の故・園歌が辿り着けずに欠席した大雪の日も長男と昼夜通しで末廣亭に居たことを思い出した。こういう荒天の日は家に籠っていても滅入るだけなので、昼食と夕食2食分&菓子類&飲料を持ち込んで終日寄席で笑っているに限る。(*3)。
この日は土曜日ということもあってか客入りが良い。二階席は開けてないものの昼席はほぼ満席だし夜席も8割以上の客入りだ。そして寄席にしては女性比率も高いし年齢層も高齢者ばかりではなく若い客も居るので驚く。それにしても今日はよく笑った。恐らく免疫力は相当上がったに違いない。
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*1:浅草演芸ホール(浅草)、鈴本(上野)、末廣亭(新宿)、池袋演芸場(池袋)、国立劇場演芸場(千代田区隼町)の5か所。
*2:毎日「昼の部」(正午~夕刻)と「夜の部」(夕刻~夜半)があり、各16組の出演者の持ち時間は10~15分。
*3:末廣亭は(神田伯山が出演する時などは入替制だが)基本的に「昼夜入替無し」なのでぶっ通しで楽しめるしアルコール以外の飲食物の持込みもOK。弁当や軽食は店内の売店でも購入できるが売切れの場合もある。
Saigottimo
今月の中席は芸協の主催で「昼の部」の主任(所謂トリ)は桂文治、「夜の部」は三遊亭游喜(*2)。他の出演者は交互出演だったり代演になったりするが主任は必ず10日間休まず務めるので今日の千秋楽でホッとするのだろう。文治は得意の泥棒噺「鈴ヶ森」を演じ終えると撮影会に応じてくれた。

【主任の文治を囲んで昼席の面々での撮影会ショット】
楽協よりも所属芸人数が少ない事もあるが芸協は他の団体(立川流、円楽党、上方落語協会)の出演枠を設けたり浪曲も聴ける。講談は楽協でも聴けるが浪曲は芸協主催でないとプログラムには入らない。今回も昼の部で上方の桂文我や神田蘭の講談、夜の部でも国元はる乃の浪曲が聴けた。
この日は、タップをしながらバイオリンを弾くマグナム小林に桂三四郎に三遊亭萬橘に三遊亭游雀など、私のお目当てが「夜の部」に集中。そこで久し振りに昼夜通しで9時間近く楽しんだのだが、残念ながら游雀は交代で出演しない日だったし、萬橘は代演(他の人が代わりに出演)で聴けなかった。
それでも収穫は多く、かねてより個性的で注目していた柳亭明楽は古典の「牛ほめ」を独特の語り口で爆笑させられたし、柳亭小痴楽は古典の「あくび指南」をさすがの達者ぶりで聴かせたし、笑福亭羽光はとてもシュールな新作で脳をよじってくれて、青年団のコントもキレ良く面白かった。

【表の入口前に貼ってある当日の出演者】
この日は梅雨に相応しく終日大雨だった。以前、晩年の故・園歌が辿り着けずに欠席した大雪の日も長男と昼夜通しで末廣亭に居たことを思い出した。こういう荒天の日は家に籠っていても滅入るだけなので、昼食と夕食2食分&菓子類&飲料を持ち込んで終日寄席で笑っているに限る。(*3)。
この日は土曜日ということもあってか客入りが良い。二階席は開けてないものの昼席はほぼ満席だし夜席も8割以上の客入りだ。そして寄席にしては女性比率も高いし年齢層も高齢者ばかりではなく若い客も居るので驚く。それにしても今日はよく笑った。恐らく免疫力は相当上がったに違いない。
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*1:浅草演芸ホール(浅草)、鈴本(上野)、末廣亭(新宿)、池袋演芸場(池袋)、国立劇場演芸場(千代田区隼町)の5か所。
*2:毎日「昼の部」(正午~夕刻)と「夜の部」(夕刻~夜半)があり、各16組の出演者の持ち時間は10~15分。
*3:末廣亭は(神田伯山が出演する時などは入替制だが)基本的に「昼夜入替無し」なのでぶっ通しで楽しめるしアルコール以外の飲食物の持込みもOK。弁当や軽食は店内の売店でも購入できるが売切れの場合もある。
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