私がヴォーカリストとしてデビューしたのは1999年10月1日。つまり昨年10月の第1金曜日(1金)ライブ&セッションが「デビュー25周年」だったのだが、その時は特にそんな意識はなかった。でも年齢を考えると5年後の30周年が迎えられるかというと、う~ん、ちょっと自信がなくなってきた。


ならば今のうちに「デビュー25周年記念Live」をやりたい。そして出来れば無伴奏つまりアカペラで歌いたい。ただアカペラで私の歌だけというのもキツいので女声ヴォーカルのマッキーこと牧かおるさんに声を掛けたら彼女もデビューしてから25年だというので一緒にやろうということになった。

そしてLiveをするなら土曜の昼間がいいというところまで決めた。場所は、私のデビュー地でもあり現在2人ともお世話になっている渋谷のjazz喫茶「SEABIRD」が筋だが、一般のお客様も来る店で私的なLiveはどうかと思うし、ピアノ等もあるjazzスポットでアカペラだけというのも不自然である

そこで楽器も何も置いてないスタジオのようなスペースを借り、これまでお世話になった特定少数のお客様だけをお招きしたいと考え、代々木上原のムジカーザなどを当たったものの、なかなか思った日程が確保できない。ところがところが願ってもない理想的な場所の情報が舞い込んできたのだ。

【TBS本社ビルが倒れたら破片が降りそうな場所にある】

そこは新築一軒家の半地下で素晴らしい音響環境のこじんまりとした音楽堂、しかも場所は都心も都心の地下鉄千代田線赤坂駅から徒歩数分という立地なのだ。5/28にマッキーと一緒に下見をさせてもらったのだが余りにも理想的で非現実的な空間に2人ともド肝を抜かれて暫し言葉を失ってしまった。

オーナーは会社役員にしてクラシック音楽家、自ら数々のフルオケや弦楽四重奏団で活躍するヴァイオリニストである。彼とは私が現役の広報マン時代からの知己であり、奥様は大手総合人材サービス企業のベテランキャリアコンサルタントで私は資格取得に際してご指導戴いたこともある。

そして当方の希望日程を打診して今年の11月29日(土)に我々の「デビュー25周年記念Live」で使わせてもらえる運びとなった。まだ企画の詳細もプログラムもこれからだが、時間帯は16時開演(30分前開場)で遅くとも夕刻18時前に終演すると思う。今からドキドキワクワクである!

椅子に座ったまま2人で口ずさんでみた。マイク無しでも自然のリバーブが効き石造りの教会の中で歌っているようだ。↓
♪ラブミーテンダー with マッキー 2025年5月28日、赤坂・某音楽堂にて♪

↓音響設計会社のプロモーション動画(4分11秒)
設計者が語るこの音楽堂の音響特性

Saigottimo