私は下戸でお酒が全く飲めない。そう言うと「本当ですか?」「いやぁ飲みそうな顔をしているじゃないですか」等の反応を頂戴するが別に顔で飲むわけじゃなし。成人なりたての頃に散々試したが全くダメ、すぐに顔が真っ赤になり頭痛と嘔吐を繰り返し、これは体質なので仕方ないと諦めた。

ただ酒のアテは大抵好きで何でも食べるし、飲み会にも必ず出席してワイワイやってるので「本当に飲んでないんですか?」と信じてもらえなかったりする。「人生の楽しみが半分無いですね、可哀そうに」等と同情されたり、逆に「イイですねぇ、飲めなくて」などと羨ましがられることもある。

お酒は飲めないがコーヒーは大好き。それもインスタントや缶コーヒーではなく、豆や粉から淹れるレギュラーコーヒーが好きなのだ。但しここでも「何事も本格的にやらない」という妙な信条は生きていて、生豆から自分で焙煎しようとか高級な豆を独自にブレンドしようとは全く思わないのだ。

  【普段使いのマグ&コーヒー豆&ドリップパック】
でも外出時にはポットに熱湯を入れて持ち歩き、列車内や公園で紙コップにドリップパックのコーヒーを淹れて飲む。こんなに簡単にレギュラーコーヒーが飲めるのになぜ皆そうしないのか不思議だ。一方で普段飲むコーヒーは1g当たり2円程度の安いブレンドを業務スーパーで調達している。

高価な豆(や粉)のコーヒーは当然、美味しいのだが、豆なら挽き方と淹れ方、粉なら淹れ方だけでも味は大きく変わるという事を知ってからは温度計やタイマーを使ってお湯の温度や(第一湯での)蒸らし時間を測っている。それらの違いで同じ豆(や粉)を同じ量使っても濃さや味わいが全く異なる。

普段使いの安いコーヒーを、もっと美味しく飲める方法はないかと考えていたところ、街角やTVで観るカフェで美味しそうなコーヒーはそれなりのカップに入っていることに気づいた。「そうだ、家でもやってみるか!」と、試しに我が家のお客様用ソーサ付きカップ(ノリタケ製)を使ってみた。

   【我が眼いや我が舌を疑うくらいに旨い!】
そしていつも通りに淹れてみたところ「おおっ、旨い!」これは全然違うじゃないか。どーゆーこと?普段使いは、昨夏までDodgersロゴ入りのマグカップだったが落として割ってしまったので、今は丈夫そうで冷めにくい別の厚手のマグを使っている。でも、それで飲むより遥かに旨いのだ。

うーん、「人生、誰と飲むかが9割だから」というお酒のCMがあるが、コーヒーは何(どんな豆や粉)を飲むか、どう(挽き方や淹れ方など)飲むか以上に、何(どんなカップ)で飲むかで決まるということか?理由は今もって不明なのだが、実際に試してみたら余りの味の違いに驚いてしまった。

Saigottimo