2023年12月15日(金)、長男からプレゼントされた「地下鉄1日乗車券」を使ってみることにした。自宅から歩いて行ける駅は京王線や東京メトロ線の駅もあるが最寄駅は徒歩12分の都営地下鉄線の駅である。その都営地下鉄関連だけでも一日乗車券は3種類ある。今回使ったのは下記の③である。

①都営地下鉄ワンデーパス(都営地下鉄のみ)大人500円
②都営まるごときっぷ(都営地下鉄、都営バス、都電、日暮里・舎人ライナー)大人700円
③都営地下鉄・東京メトロ共通一日乗車券(都営地下鉄、東京メトロ線)大人900円

東京の都心部は地下鉄網が東京メトロ線(旧・営団地下鉄)と都営地下鉄線を合わせて13路線もあり、東西南北に張り巡らされている。下の路線図を見て戴ければお分かりのように地下鉄を乗り継ぐだけで殆ど何処にでも行ける。バス路線も凄いのだが、地下鉄はバスと違って渋滞の影響も受けない。

折角なので普段行かない場所や降りた事が無い駅で降りてみようと機会を探しているうちに使用期限(12/17)が近づいてきた。丁度12/15に私が所属する朗読集団「5Thanks (サンクサンクス)」のメンバーが銀座でXmasコンサートをするので行く予定だったから、ここに絡めて計画する事にした。

最初のプランはこうだ。朝早く出てモーニングサービスが充実している喫茶店で朝食、そして何処か景色の良い河原で持参した弁当を食べながらハガキに色鉛筆でスケッチをする。ティータイムには珈琲かスイーツが有名なお店でお茶をしてから銀座のコンサート会場に向かう。うん、これで行こう!

ところが、そうは問屋が卸さない。当日朝早く起きると天気は雨模様で空もどんより鉛色、さらに滅っ茶苦茶、寒い。これじゃあ野外でお弁当を広げる気にもスケッチする気にもならない。もう半分諦めていたが午後になって少し暖かくなってきたので家でランチを食べてから出掛けることにした。

もうランチ迄は済んでいるので美味しい珈琲とスイーツをネットで探したら、どうやら清澄白川駅周辺が珈琲豆の焙煎所が集合して「コーヒー激戦区」になっているようだ。そこで都営大江戸線で清澄白川駅まで行き、下記記事でスイーツがウリだという、清澄庭園の裏にある店に行くことにした。
コーヒー激戦区!清澄白河の本格的なコーヒーショップ7選

この店の名物らしい「中津さんのブラジルプヂン」は大きくて食べ応えがある。自分でも作るプリン好きの私には最適だ。上部のプリンと下部のスポンジを一緒に食べるも良し、溢れたカラメルソースをスポンジに染ませて食べるも良し。コーヒーとセットで1.150円という価格もお手頃だ。

店内は小綺麗だが気取りもなく、実際に子供が遊んだ形跡のあるミニカーなどが可愛く棚に並べてあり、子供連れのママ友やワンちゃんの散歩途中で立ち寄ったと思しき犬仲間など、比較的若い男女が多いのが特徴か。時間があるので駅にあったフリーマガジンをめくりながらゆったり過ごした

そして日暮れ前に店を出て清澄白川駅から半蔵門線で三越前駅へ。三越前駅からは銀座線に乗り換えて銀座駅で降りてコンサート会場へ向かった。撮影NGだったので残念ながら写真は無いが、コンサートはピアノ、ヴァイオリン、フルート、エレクトーン、ヴォーカルまであり素晴らしかった。

一緒に聴いた友人とコンサートの余韻を楽しみながら銀座の大通りをブラブラと新橋まで歩いた。新橋駅前でビーフンとチマキを食べて友人と別れ新橋駅から東京メトロ線で青山一丁目乗換で都営大江戸線で最寄駅に到着。元が取れたか怪しいが、乗り放題体験自体はなかなか気持ち良かった

Saigottimo