我々日本人は海外の風習や文化を採り入れるのが上手いと云われる。産業のみならずレジャーやレクリエーションの分野でも映画にクルマに野球にゴルフ場、テーマパーク等もアッという間に欧米並みに整備された。しかし何故か、なかなか根付かないものもある。私は「ピクニック」はその一つではないかと思っている。

 

「ピクニック」は、おカネがかからないレジャーとして欧米でもアジアでもかなり一般的だと思う。しかもカップルでもファミリーでも楽しめる。だが何故か日本ではお弁当を持って出かけるのは遠足や運動会など特別な状況での「子供の楽しみ」であり、オトナが近所の屋外で飲食して楽しむという発想自体がない

 

【ピクニックのクオリティは“敷物”!】

 

何も渋滞に揉まれて行楽地に行く必要などないのだ。どんな市街地でも自宅からベビーカーを押して歩いて行ける範囲内に、水や緑はあるはずである。眩しい陽射しを浴び、空や雲を眺め、新鮮な空気を吸い、樹々や花の香りを嗅ぎ、鳥のさえずりを聴く。そんな中で食べれば、美味しくないランチなどないはずだ。

 

まさに今日(1/31)、寒中ではあったが太陽が降り注ぐ中でソロ・ピクニックをした。弁当をキッチリ作って持って行くのではなく写真の様な食材と熱湯500mlをポットに入れ、20分ほど歩きローソン100で「てりやきバーガー」を買ってレンチン10秒。そして、そこから10分ほど歩いた芝生の上に敷物を広げてゆっくり食べた。

 

ここで大事なのは敷物だ。高価である必要は全くなく合成繊維でOKだが肌ざわりの良い布製の敷物を敷くべきである。安っぽい柄のビニール製レジャーシートでは台無しになる。実はここがオトナの遊びになるかどうかの分かれ道。もう一つは弁当等の完成品を持ち込むのではなく、何でもいいから「その場で作る」こと。

 

【左:半熟までチンした卵&ハム&チーズ、右:100円バーガー】

【全部はさめば豪華な特製ハンバーガーに】

 

今回は100円のハンバーガーを買って、その中に持って行った食材(ハム&チーズ&卵)をはさんでスペシャルバーガーを作ったが、フランスパンをナイフで切りながらその場でサンドイッチを作っても面白いし、楽しい。バターや粒マスタードやケチャップなども持って行くと、その場で作ることで美味しさに「楽しさ」が加わる

 

【ペーパードリッパー(12枚)もレギュラー珈琲(80g)も百円】

【500mlの熱湯があれば万全】

 

あと、オトナのピクニックは、飲み物も手を抜いてはいけないコーヒーなら缶コーヒーやインスタントではなくレギュラーコーヒーを飲もう!私は上の写真にあるように12枚で100円のペーパードリッパーに好みの量のブレンド粉で淹れる。でもそこまで拘らないなら、そして1杯50円でもOKなら「モンカフェ」が便利で美味い。

 

クリームを入れるなら、よくある植物性の液体ポーションより、唯一乳製品である「クリープ」の方が間違いなく美味い。そして熱湯が500mlあれば約3杯飲めるので、粉末スープ(今回はコーンポタージュ)にコーヒーのお替りまで出来る。下戸で酒が飲めない私はコーヒー党だが、締めを紅茶や昆布茶にしても悪くないだろう。

 

今日は風が少し冷たかったが、それ以上に陽射しが暖かく、風が梢を揺する音と鳥のさえずりを聴きながら日向ぼっこも楽しめた。このように「ピクニック」は一人でもカップルでも家族や仲間同士でも楽しめる。渋滞や人工的な仕掛けに貴重な時間とお金をかけるより身近で手軽に自然が楽しめる「ピクニック」をお勧めしたい

 

Saigottimo