ミャンマーでは今年2月にクーデターが起き、軍と市民の間で内戦状態が続いているようだが、アフガニスタンも8月末の米軍撤退に伴ってタリバンが政権を掌握し一気にキナ臭くなってきた。NHK-BSの「ワールドニュース」を観ていると、こうした国家統治の不安定さは中東やアフリカ諸国にも広がる気配を見せている。

 

国や社会が荒ぶ事で最終的に被害を被るのは、古今東西いつも「子供たち」である。親兄弟など家族を失い、時に自らの心身にも危害を受け、広場や学校など友人と遊ぶ場や学ぶ機会を失う。子供は社会的に自立していないから、自らの意志に関係なく親や大人の言いなりで過酷な運命に引きずり回されるのだ。

 

こんな状況でも「何かしたい」と思う有志が“日本発!アジアへ世界へ届け!平和を願う歌のプロジェクト”を立ち上げ、この活動は8/1朝のNHKニュース「おはよう日本」でも採り上げられた。

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完成した動画コンテンツ←クリック!

 

まずは上の行をクリックして動画コンテンツを見て戴きたい。日本在住のミャンマー、アメリカ、ネパール等様々な国籍の子どもたちによる「We are One(私たちは一つ)」という歌と踊りである。3分間足らずの短い動画だが、完成までにはコロナ禍での緊急事態宣言発出による撮影延期など大変なご苦労があっただろう。

 

私はこの話から、ドイツの詩人で児童文学者、E・ケストナーの「動物会議」を思い出す。この物語は、戦争や紛争に明け暮れる人間(の大人)達の愚かさに業を煮やした世界中の動物たちが集まって「(人間の)子供のために」会議を開いて奇想天外な策を講じて人間(の大人達)にキツいお灸をすえるという痛快な話である。

 

【岩波書店版の大型絵本の表紙】

 

「(人種や国家を問わず)子どもはみんな賢く物分かりが良いのに、どうして大人になるとあんなに分からず屋になってしまうのだろう?」という動物たちの問いはケストナーの全作品に流れる根源的な思想であり、私は彼の作品を読んで「自分は一生、子供でいよう!」と心に誓い、そのまま生きてきたという自負もある。

 

同プロジェクト代表の佐藤華子さんは行政書士としてこれまで仕事等を通じてミャンマーと日本の交流に携わってこられた。私も縁あって何度かお話をする機会を得たが若く美しく聡明で物静かだがパワフルな女性だ。この動画を第一歩として活動を本格化するだろう。私も何かお手伝い出来ることは無いかと考えている。


【お問合せ】We are One We ONE project (有志代表・佐藤華子)

hanako.sato@silkroad-intl.jp / 090-6135-7550

 

Saigottimo