簡単なようで難しい。 | PENGUIN RESEARCH 神田ジョンのブログ

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やぁ、最後らへんのシ者です(・∀・)

音楽をやっている者にとって、自分のスタイルを持つということは非常に大切です。

自分で選び、いろいろな影響を受けながら積み重ねてきたものがポリシーやスタイルになっていくんだと思います。

よく自分の価値観からから外れたものを頭ごなしに否定する人がいますが、それは俺としてはあまりよくないことだと思います。

その批判の出所は嫉妬心や羨ましいといったものからくるのだとと思いますが…

よく耳にするのは、アンプ直派とエフェクター並べる派。

これはそもそも比べるのが間違っているんです。

俺からしたらどっちも素晴らしい。

アンプ直にしか出せない音は確実にあるし、エフェクターにも当然それでしか出せない音があります。

要は自分がどんな音が出したいのか、それだけだと思います。

俺の場合、あえてこの二系統ならエフェクター派に入ります。

エフェクターを色々使ってきて思うのは、逃げの気持ちでエフェクターを踏むのだけは絶対にダメだと思いました。

例えばミストーンがばれるのが怖いからリバーブやディレイをかける。

そういう風にエフェクターを使ったら演奏者としてもダメになりますし、エフェクターが可哀想です。

踏むべくして踏む。そういった攻めの気持ちが凄く大事だと俺は思います。

気合入れて踏んでみたはいいが、てんで空回り…そんな事も多々ありました。

でもそういう勢いで踏み込むっていうのが必要なんです。

上手くはまればエフェクターは時にとんでもないポテンシャルを発揮してくれます。

その発見が自分の血肉となって積み重なると、自分のスタイルになっていくわけです。

アンプ直をポリシーにしている方も、自分なりの理論に基づいてそれを選んでいるのだと思います。

自分のスタイルをもった方の演奏は聴けば一発で解ります。

突き抜けたものを見たとき、どんなジャンルだろうが、どんなスタイルだろうが、

素晴らしいものは素晴らしい。かっこいいものはかっこいい。

それでいいと思います。

感じたままに受け入れる。いつでもそういった心で在りたいですよね。

なんにせよ、聴いて納得させられるだけの説得力を持った演奏が出来ることが大切なんですね。

ひたすらに頑張ろう。ただただ精進あるのみです。