2014/01/22 「浜〇かふぇ」 | 浄土宗災害復興福島事務所のブログ

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今週の浜〇かふぇは「内郷白水応急仮設住宅 集会所」と「下船尾雇用促進住宅 集会所」にて午後2時より開催されました。


今回のカフェには、宮城教区さまより4名、大阪教区青年会さまより2名の方が駆け付けてくださり、スタッフもいつもより少し賑やかな印象でした(^^)


遠方よりご参加くださる皆さまには、地元のスタッフも元気を頂いております。ありがとうございます。



さてカフェの様子です。


まず「内郷白水(うちごうしらみず)」です。


20140122内郷白水①


こちらの仮設住宅は数少ない木造の仮設住宅となります。

建設された時期が比較的後になるところで、建設する自治体毎に決められた予算枠内でプレハブとは違った規格のものも一部建てられたようです。

わずかではありますが、プレハブ製より冷え込み方が和らぐとのお話も聞かれます。


さて、カフェがオープンすると徐々に住民の皆さんがお越しくださいました。


20140122内郷白水②

オーダーを取る宮城教区の石山上人と鹿田上人。精力的にお手伝いくださいました。


20140122内郷白水③

今回の特別メニュー、「ワッフル」。

その場で作った温かいワッフルにホイップクリーム・チョコソース、そしてカラフルなチョコスプレーで豪華な印象♪


老若男女問わず、皆さん召し上がられておりました(^^)




20140122内郷白水④


大人の方たちのグループ。

楽しいお喋りに花が咲いておりました。


20140122内郷白水⑥

お子さん連れの親子グループ。

学校が終わって帰宅すると、ランドセルを置いてからお母さんと来てくれます。


子供同士や浜〇スタッフと遊ぶ姿も毎回見られ楽しげです。


お母さん達は学校などの情報交換の場としてもご利用いただいているようです。




次に「下船尾(しもふなお)」の様子です。


今回、こちらの会場では大阪教区青年会さまのご支援で新進気鋭の噺家「桂三四郎」師匠による落語会が午後2時30分より開催されました。


三四郎師匠は3度目のいわき市訪問となります。



20140122下船尾三四郎落語会近江米配布①

落語会を楽しみに早くからご来場くださり、皆さん落語会の始まりを待ち望んでいる空気感が漂います。


20140122下船尾三四郎落語会近江米配布②


浜〇スタッフによるご紹介の後、出囃子と皆さんの大きな拍手で三四郎師匠が登場。

若くてイケメンな師匠をご覧になり、女性を中心に明るい表情が見られました(*^^*)


20140122下船尾三四郎落語会近江米配布③


漫談の後に二つほど落語をご披露いただき、皆さんあっという間にお話に入り込んでいるようで、

集会所全体が師匠の落語の魅力の虜となっているような印象でした(^^)/


20140122下船尾三四郎落語会近江米配布④

落語会の後には師匠と住民の皆さんとのドリンクを飲みながらの楽しいお喋り。


皆さん、お帰りの際には笑顔で「楽しかった」、「お腹の底からから笑ったよ」、「イイ男だったわぁ」などの感想のお言葉を残してお帰りになりました。


皆さんの楽しそうな笑顔に浜〇スタッフ、いわき市復興支援ボランティアセンターの生活相談員さんも喜んでいらっしゃいました。


楽しく貴重な時間を提供いただいた桂三四郎師匠、大阪教区青年会さま、ありがとうございました!



今回の浜〇かふぇの2つ会場では、浄土宗滋賀教区青年会さまによる「米一升運動」に寄せられた近江米を住民の皆さんにお配りさせて頂きました。


お米をいただいた住民の皆さんからは「とても助かるし、ありがたいです」、「遠くから応援してくださること心強い」との声も聞かれました。


お米そのものに加え温かいお気持ちも届けることができたように思い、福島事務所としても嬉しい限りです。滋賀教区青年会の皆さま、お米をお寄せいただいた皆さま、本当にありがとうございました!




福島をはじめ被災地においては、まだまだ復興はこれからというのが現状です。

どうぞこれからも見守り続けていただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。