広島県尾道の歯医者さいだ歯科医院の齊田健一です。

  朝ゆっくりして7時起床、9時前に食堂に行きバイキングスタイルの朝食を食べる。色々の種類が有り少しずつ取っていたら結構な量になる。温かい物としてオムレツを頼むとすぐその場で焼いて持ってきてくれた。

 それから10時前に家内とホテル出て散策に出かける。メインストリートのグラシア通りを海の方に向かって歩く。途中左手にカサバトリョーというユニークな建物がありガウディ設計したとのこと。その隣もその隣も結構ユニークな建築物が並んでいた。

    

  通りの両側には綺麗なしゃれたお店がある。家内が興味を持ってお店に入って見たりする。さらに進むとカタルーニャ広場に来た。北の方角を見ると昨日観たサグラダ・ファミリアの建物が山の上に見えた。公園には色々の像が建てられていた。その後ろにはオレンジ色の屋根がかわいらしいカサ・ロカモラが見える。

    

 

    

 その後公園の横にあるある「エルコルテ・イングレスデパート」に入り、その地下の食品街に行った。

    

 その頃から家内は目が痛くて開けられないという。サングラスはかけていたのだが。そこでとりあえずホテルに戻ることにした。タクシー乗り場に行き一番後ろのタクシーに話しかけたが一番前に行けと言われ前に行って運転手さんにホテル「クラリス」まで頼むと、3区画先なので断られた。それもそうである。やっと一番目に並んでいるのに私たちを乗せたらほとんど銭が取れないので乗車拒否をしたのであろう。

デパートの食品街で買った菓子パンと牛乳1Lもって帰り、部屋で食事をした。家内は疲れたのと目が痛いと言うことで横になって休むと言うので、私一人再び散策に出かける。

    

 午前中行ったカタルーニャ広場まで行きそこから右手に入ってランブランス通りを散策する。添乗員Sさんからバルセロナ散策地図をもらっていたのでそれを片手に始めた。この通りは大勢の人が歩いている。中央分離帯が広い通りになっていて分離帯の両脇には出店が並んでいて本当にいろいろ物を売っていた。分離帯の外側が一方通行の車道になっていてさらにその横に本当の歩道がある。

    

 

 バルセロナ散策地図を見ながら海の方に向かって歩くのだが、予備知識も無いし標識の字も読めない。ガイドさんがいるわけで、どのあたりを歩いているのかさっぱり。とにかく面白そうな建物や何かがあれば写真を撮った。これが実は日本に帰って何の写真を撮ったのかさっぱり解らず、このブログを書くのにあたりあれこれ検索してやっと理解する有様である。

 海の方に向かう途中、右手に「サン・ジョセップ市場」が見えた。ものすごい数の人がいた。スリなどに合うとやばいので市場の中には入らなかった。

    

 さらに進むと石造りの重厚なゴシック様式の建物がある。教会のような感じである。帰って調べたら14~15世紀に建てられた「サンタ・マリア・デル・ピー大聖堂」だった。

 さらに進むと建物の壁の上の方に丸いものが装飾され、下の方の壁には日本画が描かれている建物を発見した。これも帰国後、調べると「カサ・ブルーノクアドロス」という建物で1883年に傘屋の建物を改修したのだとか。壁の丸いのは沢山の傘の飾り。地元では「傘の家」と呼ばれているとのこと。

    

 さらに進むと着ている服から顔や手に彩色を施し一見銅像かと見間違う人に出会う。観光客に彼をバックに記念写真を撮影させてお金を稼ぐ大道芸人と思われる。

    

 通りの先に高い塔が見えてきた。「コロンブスの塔」である。バルセロネータ港に立つ約60mの塔で塔の上には新大陸を発見したコロンブスの像がある。

海上に架かるアーチ状の橋が有り、ヨット通過のため1時間に一度橋の中央が開閉するとのこと。海の中にはボラとおぼしき魚が泳いでいた。

    

 そこから今来た道を帰り始める。地図によると少し入ったところに「レイアール広場」が有ったので行ってみる。中央には噴水があり、周りの建物の下ではカフェやバル、レストランなどがあり賑わっていた。ガウディの若い頃に手がけた街灯があった。

      

 その後ランブランス通りに戻り地図を見ると近くに「グエル邸」が在るように記載されていたので、近所とおぼしき場所のお店の人に地図を見せながら英語で話してみたがよく判らないとのこと。

 もう少し行くと扉に面白い模様がありよく見ると日本語の漢字や平仮名あり写真に撮っていたら建物の上の方に「リセウ」と有った。どうやらバルセロナの名門オペラ座のようで有った。日本に関係するオペラでも公演されていたのかな。

    

 そこでまた地図を見ると右手の少し入ったところにカテドラルの絵があったので行ってみることにした。狭い通り(車一台が通れる)を進むと立派な建物がある広場に出て来た。後で調べるとバルセロナ市役所であった。さらに進むと教会のような建物が見えてきた。しかし地図の絵のような尖塔が無い。とにかく写真を撮って帰ることにして歩き出す。なおこの教会は、後で「るるぶスペイン‘24」で調べたら『「サンタ・マリア・デル・マル教会」で、かっての海と陸の境目に建てられており権力者や聖職者に頼らず港湾で働く人々の力で建てられた教会「デル・マル」は「海の」を意味する。カタルーニャ・ゴシック様式の装飾が美しい』とあった。

     

 

    

 

 さらに歩いて行くと尖塔がみえてきた。さらに進むと古い石造りの建物が現れた。地図からしてどうやら王の広場と称される「レイアール・マジョール宮殿」と思われた。この地区はゴシック地区の中でも最も古いエリアで中世の佇まいを残しているとか。

    

 途中馬に乗った「王」と思われる像があった。検索したが誰かは解らない。なお正面には行かなかったので王の広場そのものを見ることは出来なかった。なおこの宮殿で1492年にアメリカ大陸に到達したコロンブスがパトロンであった「イサベル女王」と「フェルナンド王」に謁見した歴史の舞台となったところである。

 さらに進んで左に曲がるとやっとカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」が見えた。

中には入らず外から外観を眺めただけであったが、壮大な感じがした。聖堂の前の広場では大道芸人達がギターを弾いたり、シャボン玉のパフォーマンスをしていた。

    

時間が迫ってきたので急いでホテルに戻ることにする。ホテルに16時半過ぎに帰り着いた。

 17:15ホテルロビーに集合してバスにて「モンジュイック地区」にある「スペイン村」にオプショナルツアーの「フラメンコディナーショー」を見に行く。10名が参加した。途中「スペイン広場」は車窓観光で、ここバルセロナでは闘牛が禁止されたため、かって闘牛場であった建物を上方に持ち上げ「ラス・アレナス・ショッピングセンタ-」が出来ていた。また「カタルーニャ美術館」の建物が見えた。

    

 「スペイン村」は、多くの文化的施設が集う「モンジュイックの丘」にあるテーマパークでバルセロナのみならず、スペイン国内中の代表的な建造物が原寸で再現されている。パーク内をぐるりと廻ればスペイン全土を一挙に観光したような気分になれるとのこと。また「フラメンコ」は本来「カタルーニャ地方」の文化ではないため、バルセロナ市内で観られる場所は数えるほどしかない。しかしここスペイン村は「スペイン」がコンセプトなので本場のフラメンコショーが観られるとのこと。

    

 

    

 

    

 

 

 

フラメンコショーはレストランで食事をしながら観た。私の座席は丁度舞台のすぐ前でいわゆる「かぶりつき」の位置であった。そのためダンサーを見上げるようで首が痛かった。そういえば昔学生の頃、広島でストリップショーをかぶりつきで観たことを思い出した。1時間45分程いてホテルに帰る。明日はいよいよ帰国である。

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