2月11日(日)
六甲全山縦走の続きを登ろうとスタート地点へ向かいます
前回は最寄りの駅(高速長田駅)まで徒歩で向かいましたが、今回は体力保持の為、
駅からバスで向かいます
前回の実質終点の鷹取橋東詰の信号の所、
スナック(喫茶店?)「黒帯」が目印となります
ここから前回同様に住宅地を歩きます
相変わらず分かり難いコースですが、要所要所にはしっかりと案内看板が設置されてます
しかしまあ、見事なぐらい大きな住宅地ですなぁ
神戸電鉄「鵯越(ひよどりごえ)駅」
前回、ここまで来れてたら縦走スケジュールがもう少し上手く組めたのですが、その時は、そこまで考えてなかったんですよね
先へ進んでたら、途中で登山アプリより「予定コースから外れました」と大声で警告されてしまい
引き返そうかとも考えましたが、このまま進んでも、コースに復帰出来そうなので、構わず先へと進みます
住宅街が途切れて、本格的な山道へと入って行くような感じがしてきました
いやいや、「感じ」どころか、本格的な山道へと突入してしまいました
縦走コースを外れてるからなのかも知れませんが、すんごい険しいコースです
ようやくコースに復帰 コースを外れてる間、皆無だった登山者が一気に姿を現しました
この辺りは浄水施設がやたらと多いのですが、これって地元民が“六甲のおいしい水を”普通に水道水として飲んでるって事ですよね?
非常に羨ましい
こんな所にも案内看板があります
広い道から急に狭い山道へと入って行きます
イイ感じの山道へとなって参りました
歩きやすい平地が続きます
ようやく菊水山への登り階段が見えてきました
ここで小休止をしてると、目の前にいた二人組の登山者の方が以下のような会話をしてるのが耳に入ってきました、
登山者A「いよいよかぁ」
登山者B「あぁ・・・」
登山者A「俺、ここ嫌いなんだよなぁ」
登山者B「うん、ここの登りはムチャクチャきついからなぁ」
俺の心の声『えっ!そうだったん!?』
という事で、思いっきりビビらされながらも、今更引き返す訳にもいかず、観念して登ります
なるほど、これはかなりキツイわ
途中でどうなるかと思いましたが、何とか無事に登り切りました
少々霞んでますが、それでも苦労して登った分、とても綺麗で心癒される景色に観えます
六甲全山縦走マップ
要所要所で設置されてますが、こういう案内看板があると、非常に分かりやすい
先へと進みます
進行方向から右側を眺めるとこんな感じ
左側を眺めるとこんな感じ
相変わらず面白いコースだなぁ
天王吊橋
地図上には仰々しく示されてたので、“祖谷のかずら橋”っぽい風情ある橋を想像してましたが、鉄で出来た錆錆の吊橋でした
天王吊橋を渡ると、再び鬼のような登りが待ってました
菊水山の階段だらけの登りも相当キツかったけれど、こちら(鍋蓋山)の“裏山探検”みたいな訳の分からない急斜面を登るのもかなりキツいです
途中ですれ違った登山者の方に「キツイでしょ?私、ここの登りが一番嫌いなんですよ」と声を掛けられましたが、つい先程、これと同じような話を耳にしたような・・・
要するに、このコースには“一番嫌いな登り”が沢山あるって事ですよね
苦しみながらもようやく鍋蓋山頂上に到着です
写真だと霞ばかりでよく分からない感じですが、結構良い景色が望めました
よい時間になってたので、ここでお昼にいたします
今日のお昼はカレーヌードルとおにぎり
家で食べたらかなり侘しい食事でも、山で食べたらメチャウマです
お昼を食べたら、更に先へと進みます
次に訪れたのは再度山の山頂付近にある「大龍寺」
ここは『毎日登山』発祥の地だそうです
『毎日登山』とは、その名の通り、毎日登山をする事で、山と街の近い神戸には、そういった団体が沢山あるそうです
さらに先へと進みます
市ヶ原
ここでは多くの人々がキャンプやBBQを楽しまれてるとても素敵な場所なんですが、
この日は何故か外国人(ベトナム?)の人々が沢山来ており、大音量で訳の分からない曲を流しながら変な踊りを踊ってました
「兵庫登山会」という団体さんが立てた看板みたいですが
何かいい事を書いてるみたいですが、イマイチ意味が分からない
すぐ近くにある「櫻茶屋」なるお店屋さん
特に欲しいものは無かったので、トイレだけ借りて先へと進みます
ここからさらに深い山へと入って行きます
今回はこの案内板の所で一旦切り上げて
この標柱に従って、布引ハーブ園に向かい、そこからロープウェイを使って下山する予定です
地図で見ればすぐ近くなんですが、やはりここは山の中、簡単には辿り着けません
ようやく布引ハーブ園に到着しましたが
え?運休・休園ですか???
まあ、とりあえず中間駅まで徒歩で降りてみよう
結構厳しめの下りじゃあないですか
一度気持ちが切れてる分、余計に厳しく感じます
ようやく中間駅近くに到着
ハーブが全く植わってないハーブ園内を通り
中間駅へ・・・
シャッター閉まってます
そんな予感はしてましたが、やはり駄目でした
再び自力で下ります
ここからは足場の良い舗装路が続きますが、折れた心には厳しさしか伝わりません
神戸のビル群を望み少しだけテンションが戻ります
途中から遊歩道に入り
「布引の滝」を観賞します
神戸市街地のすぐ近くにこんな立派な滝があるんだなぁ
ここから更に遊歩道を下り
降り着いた先が「新神戸駅」
ここから地下鉄に乗って、帰路につきました、
という事で、最後は大変焦りましたが、今回の登山も無事終了
前回同様、六甲全山縦走路は、都会と自然が融合してて他では味わえない面白さが満載です
また、交通アクセスも充実してて、色んな所から登ったり下ったり出来るのが大変あ有難い
でも一つ困るのが布引ハーブ園のロープウェイが2月22日まで動かない事、
今回も大変困ったけれど、続きを行く予定が大きく変わってしまい、多分、今シーズンは来れないんじゃないかと思います
でもまあ、ものは考えようで、ここで大きな宿題が出来たって事で、お楽しみは次シーズンまでとっておこう!
ヤマレコより