2024 金勝アルプス | 旅と自転車 時々コペン

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車の旅 電車での旅 バイクの旅と『旅』には色々な形がありますが、
自分にとってベストな旅は『自転車での旅』だと思います、
徒歩のように遅くはない、車やバイクのように速くはない、
そして電車の旅よりは自由である、
そんな自転車での旅が一番いい、

2月3日(土)

滋賀県在住の後輩にもくんに声をかけ、

昨年から行きたかった金勝アルプスに行って参りました、

 

ちなみに“金勝”と書いて「こんぜ」と読み、別名は「近江湖南アルプス」というみたいですが、

近くに太神山、堂山に連なる“湖南アルプス”と云われるよく似た登山コースがある為、

区別する為、竜王山、鶏冠山に連なるこちらのコースを“金勝アルプス”と呼ぶのが一般的だそうです・・・知らんけどウシシ

 

スタート地点は大津市上桐生の一丈野駐車場、

いかにも山好きそうな方々の車が並んでますほっこり

 

ここから一気に険しい山へとわけ入ります走る人走る人

 

コース内には案内看板が

 

渡渉箇所がいくつもあり、低山なのに“いかにも”という雰囲気があってとても楽しいニコ

 

こんな所も越えて行きますニヤリ

 

途中で立ち寄った「落ケ滝」

水量は少ないが、迫力ありますキラキラ

 

「落ケ滝」より先へ進むと、こんな大きな一枚岩があったり

 

生い茂るシダの中を進んだり

 

ここはに登山の醍醐味と言いますか、面白味のあるコースが沢山有ります

 

最初のピーク「鶏冠山」 

ん~あせる来てはみたけど、特に眺めが良い訳でもないし・・・汗

次に来た時には、ここには立ち寄らないかもですねほっこりあせる

 

分岐点まで一旦引き返して、さらに先へと進みます走る人走る人

 

尾根伝いの道を通り

 

まるで大水で洗われた川底のような道を通りあせるあせる

本当に、ここは飽きないわぁ照れ

 

適当な岩場でお昼にします

今回は二人なので、ポットではなく、ガスコンロとやかんを持ってきましたニコ

 

お昼を戴きながらふと観ると、遠方に雪の積もった山脈(鈴鹿山脈)が観えますキラキラ

こういうのを観ると、「やっぱりここはアルプスなんだ」って思ってしまいますね照れ

 

反対側には少しですが、琵琶湖が望めますキラキラ

山肌には“奇岩”と呼ばれる大きな岩が沢山観えてますニコ

 

そうなんです、ここ金勝アルプスは奇岩が立ち並んでいる事で有名な所なんですよねニヤリ

 

天狗岩に到着

人がロープ伝いに登ってますにやり

 

我々も負けじと、登って行きます

 

足場の悪い所なので、登ってる際には良い写真が撮れなかったので、少し離れた所から撮った写真を載せます

↑↑↑こんな感じで登ってきましたが、オジサン二人、妙にテンションが上がってしまい、ついつい長居をしてしまいましたほっこりあせる

 

先へ進みます

 

金勝アルプス最高棒「竜王山(標高604.7m)」に到着ですキラキラ

 

ここからだと琵琶湖が大きく観えます

 

竜王山を下って暫く歩くと、とある大きな岩が

金勝アルプスは奇岩だらけなので、それ自体は珍しくないのですが、

よく見ると 仏様のような絵が彫られてます

金勝アルプス一帯は奈良時代から平安時代にかけて山岳仏教が盛んだったとの事、

なのでこの落書きみたいな彫り物も、奈良とか平安とかいう太古の時代に彫られたんだろうな照れ

 

さらに下って行きますが、山道はどんどん険しくなっていきますあせる

 

険しい山道の途中にあるのは「狛坂磨崖仏(こまさかまがいぶつ)」と云われる遺跡

平安時代初期に新羅からやってきた渡来人によって作られたもののようです、

 

遺跡の周りもこんな感じで、歴史と宗教を強く感じます

 

古い石垣もあるので、もしやと思い、案内板を読んでみると

やはりここには弘仁7年(816)頃に建立されたと云われる「狛坂寺」があったそうです、

 

先へ進みます

と云いますか、相変わらず険しい山道が続きます

 

ここなんか、普通に倒木が道を塞いでます

いやいや、悪く言っているのではなく、それだけ人の手の掛かってない自然の道を愉しんでいるという事ですよほっこり

 

逆さ観音

何か理由があって逆さに彫られた観音様だと思ってましたが、どうも金勝山の石を掘り出しだ際に、バランスを崩して転がり落ちて、それで逆さになったようですほっこりあせる

それでも鎌倉時代の初め頃に作られたと云われる立派な遺跡なんですけどねニコ

 

逆さ観音から少し下った所にあるのが「オランダ堰堤」

1873年(明治6年)にオランダの土木技術者のヨハネス・1873年(明治6年)にオランダから土木技術者のヨハネス・デ・レーケの指導により築造された鎧型堰堤

と呼ばれる少し変わった構造の堰堤だそうです

下流にはデ・レーケ氏の胸像が飾られてます、

 

ここからほんの少し下った所で、スタート地点の駐車場に戻り、今回の登山も無事終了キラキラキラキラ

 

『ここを訪れると登山好きになる』それだけ魅力溢れるコースだと謳われている「金勝アルプス」

確かに噂に違わぬとても素敵なコースでしたキラキラキラキラ

わざわざ岡山から出てきた価値は十分にありました照れ

そしてにもくん、今回はサイクリングではなく登山なのに付き合ってくれてありがとうお願い

次回はかもめ君(割と近くに住んでる大学時代の後輩)も誘いますので、そのつもりでいて下さいねニヤリ

 

ヤマレコより