9月16日(土)
スタート地点は高知県越知町某所
ここから仁淀川沿いに走って行きます
“仁淀ブルー”と謳われるだけあって川の水も周りの景色も本当に美しい
今年の9月は残暑厳しくて、この日もかなり暑かったのですが、それでもお彼岸の季節が来ると、必ず“彼岸花”は咲くんですね
山間に茶畑が広がっている所もあります
どうやらこの辺りは“土佐茶”と云われる高級荒茶の名産地になっているようです
国道に沿って走っていると(と言っても494号、439号と三桁国道ですが)、時々このよう立派な滝が観えたりします
山の中腹辺りに集落が観えるのも、四国の山中ならでは景色のように思えますね
風光明媚な景色が続いてきましたが、次第に山が深くなり、
それに伴い仁淀川の綺麗な景色が観え難くなってきて
道路のアップダウンも厳しくなってきて
「これはちょっと」と思いながらも、辛抱強く走ってますと
突然、こんな素敵な景色が目の前に現れて
折れそうな心を繋ぎ止めながら、先へ先へと進みます
ここの景色もなかなかです
本日の目的地の一つ「中津渓谷」
これは美しい
仁淀ブルーにエメラルドグリーンが合わさったような何とも美しい流れです
このような美しい景色を眺めながら遊歩道を歩きましたが、どうしても一目観ておきたかった“竜宮淵”までは、かなり歩かなければならないようなので、一旦戻って、自転車で県道伝いに登って行くことにしました
結構な坂道でしたが、足元の悪い遊歩道をビンディングシューズで歩くよりは楽だったかな?
そして竜宮淵
凄く綺麗なんですが、ここは近づく事が出来ず少し離れた所より眺めるだけ、
ちょっと残念だったかな
という事で先に進みます
ここから先はほぼ登り仁淀川もほぼ観えない
何だか苦行みたいに黙々と登ってますと、いつのまにやら“大渡ダム”に辿り着きました
当初予定は、このままダム湖を一周して来た道を引き返す予定でしたが、思いの外キツイ割に、景色もイマイチ(の所が多い)
なので、ダム湖はパスして、別のルートを走る事といたしました
ちなみにこれが大渡ダムの全景
国道からは観えませんでしたが、対岸の一般道からはよく観えました
仁淀川を離れ、国道439号線を登って行きます
街の中を突っ切りますが、これは脇道ではなく、れっきとした国道です
コンクリート擁壁からニョキッと生えてる松の木が何とも不思議です
思いの外いい景色じゃあないですか
ここにも立派な松の木が生えてます
途中で見掛けた石積みの茶畑群
山瀬の水が流れ出てたので、ここで休息&水浴びタイム
何せ暑いので頭から思いっきり冷たい水を被りました
山際に石積みの田んぼや畑と共に集落が観えます
こんな景色は他では観えないですよ
しかしながら道はひたすら登ってます
当初計画の際、こちらを走るルートも考えてましたが、久々の本格的なサイクリングだったので、出来るだけ無理せず走ろうと思い、仁淀川往復コースを選びましたが、でも景観的にはこっちを廻った方が断然イイです
国道439号線を離れ、本格的な山道に入って行く筈なんですが、何故か集落の中へと入って行ってしまいました
走ってる途中で気付いたのですが、ここは先程観えた、“山際の石積みの田んぼや畑と共にある集落”のようです
なので、直ぐ近くに綺麗な石積の棚田が観えたりします
集落を抜けると、本格的な山道へと変わっていきます
久々の獲得標高600m越えは、結構脚にきましたが、何とか登りきりました
下りも暫くは林道っぽい感じの山道が続きます
林道大好きな後輩“かもめくん”のよく使うアングルを見習って撮ってみました
少しは臨場感が伝わりますかね?
杉林を抜けると、突然そこは田園となります
豊かに実った稲作の中を走り抜けるのはとても気持ちイイ
下り始めてから暑さが気にならなくなってたのですが、なるほど、この高さなら涼しいわな
「桐見ダム」というそうです
ダム湖もダムもこじんまりしてますが、長閑でロケーションが良くて、僕的にはこういうのが好きかな
いやいや、ダムだけじゃなく、予定外に走ったこのコースのあちこちが長閑で素敵です
山の向こうに越知町の街並みが観えてきました
そして越知町の昭和っぽい街並みをブラリと流しで
越知町役場に立ち寄ります
「らんまん」のロケ地であることは知ってましたが、「竜とそばかすの姫」のモデルになったのは、こっちの方だってことは知らなかった
四万十川流域だとばかり思ってましたよ
街を少し外れ、仁淀川の向こうに聳えているのが「横倉山」
牧野富太郎が通いつめ、山頂には安徳天皇が祀られているという、四国百名山のひとつ、
いつかは登ってみたいなぁ
という事で、久々の自転車旅も無事終了
本文中に何度も何度も書いてますが、コース変更して本当に良かった
でも、本格的に走り始めるには、まだちょっと暑いかな?
Ride With GPS