年賀状・心のふれあい
おまけで生きた70年
気どりのない暮らし
ミヒャエル・エンデのモモはあまり本好きでもない友達の口からも出るほど何度も何度も耳にした本の名前ですが、私は自分から辞書とか参考書以外新しい本を買ったことがないので、前から読みたい読みたいと思いながらその機会がありませんでした。
ただ、まだ読んでいないということは、まだ読める楽しみが残っているということででもあり、開かない金庫にしまってある貴重品みたいに大切に取ってありました。
それがなんとこの沢村貞子の本で、 400字詰め原稿用紙四枚分もの最初から結末までのあらすじ、そして訳者の主題に関するあとがきの引用400字を読む羽目になり、すごくがっかりしてしまいました。
最近はそんながっかりを防ぐために、インターネットでは「ネタバレ有り」とちゃんと予告される場合が多いようですが...。