妻の叔父は、
「医者の見解だ!」
と言いきっていた…。
あんな悪臭のする汚いところに、
劣悪な環境のところに、
病み上がりの子どもを渡せるはずがない。
医者の見解だ?
例えば、
「連続幼女わいせつ事件の
犯人かもしれない奴のところに、
自分の子どもを置けますか?」
と聞かれて、
「それは、警察の見解だ!
警察に逮捕されるまでは、
犯人じゃないから預ける!」
というのと同じことを言ったんだぞ…。
親として、そんな考えを持てるはずがない。
妻たちは、明らかに危険を冒しても、
自分の都合や願望を優先させているとしか、
自分中心の言動としか思えない……。
そんなことを平然と言ってのけるような、
妻の実家には、子どもを預けられるはずがない。
妻の実家との電話の件が終わり、
翌日には、妻の実家へ行くことになる。
妻の実家へ行くのは、
妻の離婚宣言から初めてになる。
それまで、俺が行くのは、
筋が通らないと思っていたけど、
子どもの退院を控えているから、
もはや悠長なことは言っていられない。
一連のやりとりを見ていた友人は、
ようやく妻の一族の異常さについて、
正確に把握できいたようだった。
そりゃそうだろう…。
俄かには信じられないはずだ。
現実の人間の言動とは思えない…。
そうして、俺と友人は、
今後について、
さらに突っ込んで考えることにした。