実は、高裁からの不在通知が、


少し前に届いていた。







日々の忙しさから、


再配達の連絡を忘れていた…。








そして、土曜になってから、


保管期限ギリギリに気づいて、


昨日、再配達をしてもらった。









おそらく、養育費請求の件だろう。



そのくらいは予想ができていた。











やはり、そうだった。











養育費申立却下審判に対する抗告事件について,


当裁判所がした決定に対し,


申立人から抗告許可の申立てがあったので,


当裁判所は,次のとおり決定する。












    主  文




本件抗告を許可しない。



申立費用は,申立人の負担とする。













    理  由



本件抗告許可申立ての理由は,



前記決定についての,



民事訴訟法337条2項所定の事項を



主張するものとは認められない。



よって,主文のとおり決定する。














養育費請求の抗告許可申立は、


最高裁へ辿り着くことはなかった……。











俺が抗告許可申立理由書を提出した


2日後の決定だった…。










結局、父親からの養育費請求は、


裁判所では認めないということらしい。










子どものために、


せめて僅かな金額でも構わないから、


養育費を払わせることで、


母親の責務を全うさせたかった…。











子どもと会うこともなく、


プレゼントを贈ることもなく、


養育費を払うこともなく、


何もすることにない母親…。










俺個人の感情論としては、


子どもに会わせたくないし、


何も贈ってこない方が、


気分が悪くなることもない。



もう、関わりたくない。









でも、子どものことを考えると、


俺の感情は抑えるしかない…。









そう考えて始めた裁判だった。








けど、これが答えだった………。









まだ、最高裁へ申し立てた


特別抗告がある。









……。









結果は分かっているけど、


裁判官も人の親、人の子。


そう思いたい…。









でも、結果は分かっている…。










最高裁からの特別送達が届いたら、


これから先のことを、


改めて考えるつもりだ。