予想どおり、親父たちは、

病院の喫茶店にいた。






親父は、俺が席に着くと、


「今まで話していた内容を言う。」


と、話を切り出してきた。






俺は、


「いや、まだ今は聞かない。

 今まで話していた内容を、

 今の俺は知らない状態だから、

 今から俺が話すことを聞いてくれれば、

 より真実味があるはずだから。」


と、親父の話を遮って、

俺は、自分の考えを話し始めた。







・今は、子どもを全てにおいて優先すべきだ。



・俺は、4人での生活をどうやったら、
 
 上手くやっていけるかしか考えていない。






そして、親父と妻の父親は、

この日の子どもの病状を、

まだ知らなかったから、

俺は、病状の説明を始めた。






子どもの髄膜炎の病状は、

まだ検査結果が出ていないから、

ハッキリとしたことは分からないけど…。


でも、少しずつ回復している様子を

説明しているうちに、

情けないかもしれないけど、

少し安心してきて、

涙が出てしまったんだ。






「女衆には、言わないでほしい。

 みっともないから…。」






そして、俺は、話を続けた。