ある日、ささいな理由で口論となった。





妻は、いつもどおり、逆ギレ…。



それ以上、話しても意味がないので、


俺は、1階へ降りようとした。




すると、階段を降りようとしたら、


突然、妻が俺の背中をおもいっきり


蹴り飛ばしてきた。



俺は、必死に手すりをつかんだから、


数段落ちただけで、


たまたま大きな怪我をしないで済んだ。





ある意味、これって殺人未遂じゃないか…?





あまりのことに、身の危険を感じた俺は、


さすがに怒った。





すかさず妻のところへ行って、


妻の頬を平手打ちした。





すると、妻は、ますます逆上して、


そのまま子どもを連れて実家へ帰ってしまった……。






俺は、どう考えても悪くない。



どう考えても妻が悪い。





ところが、妻は、さっぱり謝ってくる気配もない…。









そのときの妻の家出は、


1ヵ月以上にもわたった……。





その間、妻の姉の夫が


俺に会いに来たこともあった。





やはりというか、当然のように、


俺が悪人扱いされていた。



妻は、俺が手を上げたことだけを的にして、


あることないこと吹き込んでいたようだ…。



俺は、妻の姉の夫に対して、


「俺は、階段から蹴り落とされたんだ。


 だから手を上げた。

 それなのに、俺が謝るのは、絶対に納得できない。」


と伝えた。






俺は、感情に流されていたから、



妻に対して、


「もう無理だ。離婚しよう。」


と伝えた。



さらに、


「離婚届を持って来てくれ。


 ハンコを押しておくから、出しておいてくれ。」


と、感情に流されて、


離婚へまっしぐらだった…。







ある日、家に帰ると、


離婚届けがテーブルの上に置いてあった…。