子どもの母親が来るか不安だったけど、


相手方は、ちゃんと来ていたようだ。






やっぱり調停に附されたから、


相手方とは全く顔を合わさなかった。






どうやら相手方も、弁護士を立てないで、


一人で臨んできたようだ。







裁判は、俺の話を聞くことから始まった。






俺は、用意してきた裁判書類を提出した。






審判官は、女性だった。




その審判官は、裁判書類をその場で目を通してくれた。





提出した裁判書類に記載してあるけど、


改めて、それを簡潔に口頭で伝えた。






予想どおり、



以前、養育費を貰わないことで和解したことを、


審判官が指摘してきた。





俺は、予定通りの答弁をした。




条件の変化。


環境の変化。



養育しない側の親の義務を果たすべき。



子どものためにも、


せめて、そういう母親であってほしい。





それでも、10分も掛からない程度で、


俺の番は終わった。







次は、子どもの母親の番だ。






俺は、待合室で待っていた。







相手方が、何を話していたのか分からないけど、


1時間20分も経って、ようやく終わった……。





1時間20分、裁判所の待合室という


密閉区間に居ることは、


かなりの苦痛だった……。





もちろん、その間に、


さっきの答弁を思い返して、


補足すべきことを考えていた。







もう一度、俺が話す番が来たから、


待合室で考えた補足を、


審判官に伝えた。






気のせいかもしれないけど、


始めに話した時よりも、


その審判官の印象が、


何となく良かったように感じた。





もしかしたら、


相手方に、1時間20分も話を聞かされて、


ほとほと嫌気がさしていたのかも…。







結局、養育費請求の審判期日は、


今回で終了になった。






おそらく、形式的に調停に附したけど、


全くまとまらなかったから、


審判にしたのだろう。




これは、予想どおりだ。







あとは、審判が下されることを待つだけだ。






たぶん、年度末で人事異動があるだろうから、


今年度中には、審判が出ると思う。






吉報を待ちたい。