披露宴が無事に済んで、


控室にいって衣装から着替えた。





予想どおり、全く食事ができなかったから、


取り分けてもらっていた料理を控室で食べた。



でも、すぐに2次会があるので、

俺と妻は、味わいながら食べられなかったけど…。






2次会の手配は、

すべて会社の後輩や部下がやってくれた。





俺と妻は、家族や親戚にお礼を言って、

2次会の会場へ向かった。



子どもは、妻の家族に預けたから、

夫婦二人だけで、普通の新婚のようになった。




シングルマザーとの結婚といっても、

2次会とかは、家族に子どもを預けることで、

普通の夫婦と同じようになるもんだ。





2次会の会場は、バーを借りきってやった。




友人のスピーチには、冷や冷やしてたけど、

かろうじて暴露話が出なかったので、

まあ、良しとしよう。



他にも、

披露宴で話し足りなかった連中による

危険な話があったけど、

それなりに配慮されたものだったので、

これも良しとしよう。





定番のビンゴゲームがあって、

新郎新婦がなかなか当たらず、

結局、直接、景品をくれてしまって、

ビンゴの意味がなかったような気が…。



当時では、割と高価なDVDプレーヤーを

もらってしまった。



ワインやカクテルがたくさん出されて、

ガバガバ飲まされていた…。



不思議なもので、酔っているのに、

割としっかりしていた気がする。





2次会も無事に終わり、

3次会も用意してくれていた。




3次会は、新郎側と新婦側が、

それぞれ独自でやることになっていた。





新婦側の3次会は、カラオケのようだった。


新郎側の3次会は、カラオケもあるけど、

それがメインでない店だった。


そう、女の子のいる店だ。



つまり、キャバクラだ。





披露宴の3次会にも関わらず、キャバクラかい…。



全て任せていたから文句も言えず、


「妻にばれないだろうか?」


少々、不安を感じつつ、レッツゴー!





出張のたびに行きつけていた店。


指名していた女の子。



しかも、一般席と違うVIP席のゾーンを貸切で。





後輩、部下。


なかなかやるじゃないか!




もはや、妻への後ろめたさは、

完全に忘れ去られていた…。





「最後のキャバクラ遊びになるだろうなぁ」

と思いつつ…。

男だけの3次会は、盛大に盛り上がった。





お気に入りの女の子は、

結婚式の3次会ってことを知らなかったらしく、


「今日、なんかあったの?」


「俺の結婚式でね。その3次会だよ。」


「アハハハッ。」


信じてなかったみたい…。


そりゃそうか。





散々、飲みまくって、みんな酔っ払って、

3次会が終了。






みんなにお礼を言って、お開き。






ホテルの部屋に戻ると、

妻は化粧も落とさず、爆睡していた。



とっくにカラオケから帰ってきていたようだ。




俺は、シャワーを浴びて、すぐに爆睡。





いわゆる新婚初夜というのだろうか、

その初夜は、

お互い爆睡で、そのまま朝を迎えた…。