前回からのつづきです
大台ヶ原から桃の木山の家までのログと・・・
大台ヶ原から桃の木山の家まで・拡大ログ②
堂倉滝から再出発する(14:00)
この日の行程で言えば、桃の木山の家まで2/3ぐらいまで来たと思う
堂倉吊橋を渡る
コーイチさんが振り向いて撮ってくれた
堂倉滝の手前で吊橋を渡った先から渓谷沿いに進むことになる
場所によっては鎖場やロープ場になり、足元の横はすぐ断崖だ
驚かすわけではないが、より慎重に歩を進める
途中でほどよい無名滝を見つけ近づく
険しくも流麗な渓谷美
豊富な水量を勢いよく落としていた
進みながら眼下の渓谷をパチリ
歩きながらいちいち目が止まる
鎖場を進む
淵の色味がなんとも言えない
進んで・・・
与八郎滝の看板に出た
奥に滝が見える(14:22)
与八郎滝だ・・・といいたい所だが、川崎実著書の『秘瀑 台高山脈 珠玉の渓』によると
これは与八郎滝の下部の連瀑なのだそうだ
昔の探勝路は対岸にあり、丸木橋の横断中にその姿を眺めさせてくれたらしい
なので本丸は随分、上に位置するため全容は分からない
連瀑する与八郎滝の下部=与八郎滝として看板を立てているのだろう
それらを考慮すれば落差100mもあながち、嘘ではないように思える
与八郎滝(の下部の連瀑)・・・木々越しとはいえ二筋で流れる様は落差を感じる
とはいえ、しょせん遠望
ミラーレスはリュック内に入れてあり、カメラを出すのが億劫でTG-5のみの撮影
フォロワーさん情報では谷の下へ行けるようなので直下からの撮影も可能だが
当然、ルートはなく、行ける人は限られる
今回は体力的に余裕もなく、そんな事をする気力すらも湧かず、先へ進んだ
探勝路を進む
登りになるとキツイ
進んで・・・
隠滝吊橋を渡る
写真左手にあるのが隠滝だ(by コーイチさん)
吊橋越しの隠滝
吊橋を渡ったところで撮影タイム(14:35)
隠滝の落差は20mほど
人工物が邪魔とはいえ勢いよく水を落としている
右手の岩壁が流水を少し隠しているのが趣があるような、はがゆいような
隠滝・・・この滝もTG-5のみ
今となってはミラーレスで動画も込みで撮っておけばと後悔している
なにかと邪魔しているものがあるが、豊富な水量を落としていて滝としては見事だ
直下からの眺めはさぞかし大迫力だろうと想像できるが望むべくもない
鎖場を下り進む(by コーイチさん)
進んで・・・
木々越しとはいえ時折眺める渓相に癒される
左手に滝が現れた
光滝だ
探勝路からの撮影
よく見ればすでにTさんはゴーロ帯の岩場にいる
増水しているのは明らかな水量だ
自分も適当に下りていって光滝に近づく
ゴーロ帯をかわし、近づく
飛沫が舞っていて、濡れた岩は滑りやすい
光滝の滝前(14:55)
下部のヒョングリが噴火したかのようだ
凄い迫力
横構図で
噴火ヒョングリ
こんなのは見たことがない
再接近はここまで
疲労感と滑る岩、増水した沢などを考慮してこれ以上は進まなかった
それでも大迫力
見事な暴れっぷり
戻る途中でシャッターを切る
さらに下がってパチリ
光滝・・・落差は40m
増水し暴君のような光滝が見れて大満足
噴火したかのようなヒョングリはそうそう見られるものではないと思う
来る前は光滝の左岸側から眺めてみたい・・・なんて思っていたが
疲労感もさることながら、この増水した状況では無理というもの
体力的にはきつかったものの、このような滝姿を見られたタイミングに感謝したい
気付けば自分1人になっていた(15:08)
リュックを背負い歩み進める
3人に追いつかんと疲れた身体にムチを打つ
あとは100選滝の七ッ釜滝を見たら桃の木山の家だ
1日目の終わりは近い
次回へつづく
このブログを見て行ったとして事故やトラブル等を起こしても
当方では一切責任を持ちませんので、全て自己責任で行動してください