8/19、異様な暑さから逃れたいというのと
インスタのフォロワーさんの投稿写真を見て、なんとしてもその滝に行ってみたいと思い
福島県福島市に出掛けました
道の駅・つちゆ つちゆロードパーク にて車中泊
ここはトイレはあるものの洗面所としては使い勝手が悪いです
足廻りの洗い場はあるけど、飲み水ではないようで・・・
そんな水で洗顔や歯磨きは少しばかり抵抗がありました
いつ頃だったかな
滝業界で有名な方がインスタでその滝の写真をアップ
それを見たら、「どうしても行きてぇ~」となりまして・・・
その後、また滝業界で有名な方とご一緒していたことが判明
その方は滝サイトを持っているので滝レポがアップされたら、行ったるかと機会を窺っておりました
そして、滝レポがアップされ・・・なにやら大変そうな感じはありましたが
いざ出陣となったわけです
風岩の滝の位置
土湯温泉町から男沼方面に進みます
この不動湯の看板のところで左折します
そしてここを右折
ここまで温泉町から林道を走ると道はダートになりますが普通車でも大丈夫な感じでした
林道の十字路の先に・・・
ゲートがあります
ですがこのゲート、手で押せるので、手でゲートを動かし車を入れたら元にもどします
ここが風岩の滝の位置の手押しゲートの写真
・・・との事です、念のため
あとはジオグラフィカを見ながら林道を走ります
ですが場所によっては枝草が伸びきっており・・・マイカーを優しく撫でてくれます
おかげで線キズがたくさん付きました
そして・・・
林道の終点です
ここが風岩の滝の位置の駐車場所
車を止めて出発です
風岩の滝のログ
ログのとおりに黒線のあとを辿ります(9:33)
いきなりこんな感じですが、踏み跡もありますしテープもあるので、誘導してくれてる感がありました
テープを辿ります
写真だと分かりづらいですが、右手に側溝がありました
ここがログの右手に側溝です(9:42)
進みます
参考にした滝レポの記述とおりに階段が現れました
ここがログの階段ゾーンの始点です(9:49)
下りていくとこんな感じの所もありました
げっ
葉が生い茂りまくり
激藪こぎとなりました
これにはマジで参った
そして激藪こぎ階段ゾーンを突破(9:57)
目の前には・・・
見たこともない異様な堰堤
これはちょっと威圧的
これからのルートを暗示させるような、なんとも言えない風貌
「行けるものなら行ってみな」となんだか門番的に見えました
ここでジオグラフィカでルート確認すると左手(下流側)方向だったので・・・
こんな感じの下流側を進みました
左岸側をへつったところで「ん?なんかおかしいぞ」と思い、あらためてジオグラフィカで確認
なんかコンパスボタンを押したみたいで地形図が180度反対になっていました
なんだよう、いきなり無駄足かよ
10分弱ほどロスしてしまいましたが、今度は間違いなく上流へ向けて遡上開始
堰堤の間を進み、越えていくと・・・
いきなりこんな淵つきの小滝が現れました
これがログの小滝(10:15)
ここは右岸側をへつって突破
すぐに滝がありました
これがログの無名滝(10:25)
ログには右岸側に足跡がありますが、これはGPSの誤差によるもの
実際は左岸側をへつり巻きましたが・・・
なかなかきわどいですね
ちょっと怖いかも
巻き途中から無名滝をパチリ
無事に巻けたら沢へ着地
こんな感じの沢を登っていきます
渓相は非常に良かったです
場所に寄って右へ左へ
じゃぶじゃぶ進みます
景観も良く、天気も最高なのですが体調はイマイチ・・・
というのも車中泊で熟睡できず、何度も何度も目が覚めてしまい眠りが浅かったせいですかね
この日は終始、体が重かった
これは左手に現れた無名滝
ログの支流の無名滝①です(10:52)
そんな体調だったのであえて近づかず・・・
進みます
そして・・・
これがログの支流の無名滝②(11:00)
こちらは近づきたかったけど、イマイチな体調を考えて帰りに元気があったら寄ることにしました
進んで・・・
小滝の出現
広くて深~い淵を持っています
ここがログの淵付小滝(11:17)
じゃぶじゃぶは進めず、行きは左岸側から巻いて越えました
進みます
そして・・・
おおっ
ぬおおおおーーーー
風岩の滝 に到着(11:29)
すげーー
超カッコええ
落差はどうでしょう
30mくらいかな
なんか水量が多かったみたい
この風岩の滝、滝つぼから流れる水はかなり広い淵となっており、深さも結構ありました
対岸へは渡れないので、右岸側から写真を撮りたいと思うと、右岸側をへつって越えるしかない
右岸側をへつりながら登り進むうちに
あと1m弱登れば下りて滝前右岸側ってところで岩質が変わったのか
岩場を掴むとポロポロ崩れる始末
そこそこの高度にそんな岩場ではちょっと心許ない
なので右岸側からの滝前アプローチは却下
ならばと左岸側・滝つぼ近辺から渡渉できるかと足を入れてみるとそこは激流で
沢底に着地するまえに水流で足を持ってかれる
この辺りね
おまけに飛沫と瀑風でびしょ濡れ
これはちょっと厳しいなと諦めました
悔しいよ~ん
滝つぼをパチリ
振り向きざまにパチリ
そうでもしないとあっという間にレンズが水玉だらけ
見上げて
風岩の滝から淵、そして下流へとパーンさせていきます
どうですか、この水の色
温泉成分が含まれている感じの色ですよね
加えて岩場の荒涼感がたまりません
オレと滝
風岩の滝・・・およそ日本の景観ではないみたいな世界でした
アメリカのどっかの国立公園みたいでね
2時間ほどかかりましたが、滝前ではそんな疲れは吹っ飛びました
荒涼とした周囲の景観に力強く豪快に飛沫を乱舞しながら落ちる水
たまりませんなぁ
対岸に渡れなかったので堪能とまではいかないけど楽しませて頂きました
さてと戻りますか
風岩の滝をあとにしました(12:55)
行きは淵付小滝を左岸側から巻いて越えましたが、
その時に右岸側からでも行けそうな感じだったので帰りは右岸側からアプローチ
こんな所をへつりながら突破できました
ここは右岸側からのアプローチが楽ですね
そして右岸側からの淵付小滝
この岩が主張しすぎですね(笑)
帰りに滝前に寄るつもりだった支流の無名滝②は疲れと体が重かったのもあり滝前には行かず
無名滝の左岸側からのへつり下りもなかなか緊張感がありました
小滝はそのまま左岸からへつり巻き下りて堰堤へ(13:55)
そして激藪の階段ゾーンを登って・・・
駐車場所へ戻ってきました(14:32)
大変だったけど満足感でいっぱい
来た甲斐があったなぁ
写真で見たときもそうだったけど、インパクトが半端ない
いや~スゴイ滝があったもんだ
そして・・・おそらく風岩の滝の滝レポ、滝業界で有名な方と自分の2人しかアップしてないと思います
そんな事もなんか誇らしい
天狗になっちまうぜ
このブログを見て行ったとして事故やトラブル等を起こしても
当方では一切責任を持ちませんので、全て自己責任で行動してください