妙蓮の滝の上流へ~琵婆戸(びばど)滝と・・・ | 足立区からの物体X

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ロックが好き、映画も好き。そして、たいやきが大好き♪

そんな自分は今、滝巡りにハマっています

不定期ながら訪瀑記を中心に色々と書き綴りたいと思っています

前回のブログに書いたように妙蓮の滝から上流へ向かいます

上流には南沢出会いの琵婆戸(びばど)滝、四十メートル以上もの落差を誇る琵舎婆(びしゃば)滝、

そのすぐ上の琵舎婆(びしゃば)滝に匹敵する高さの滝・・・があるようです

胸が高鳴りますね

では上流への巻き道はどこかいな?と辺りを見回すと・・・

げっガーン

・・

・・・

コレ、デスカ?

ココヲノボル、イウデスカ・・・キャラ(ロボット調で皆さん音読、音読ぅ♪)

 

マジか!?

いきなりめげるな

妙蓮の滝の滝つぼへ向かう階段の手前、右からです

と、とりあえず行けるトコまで頑張ってみるか

 

四つん這いな感じで登っていきますと・・・

ロープ場となってました

これは心強いです

 

ロープを辿って進むと・・・

ロープ場が2つ

右側のロープ場の先は垂直に近いような感じ

なので左側のロープ場を辿って進みました

(写真のロープが切れているように見えますがパノラマ撮影のズレのせいです)

 

そしてココ、ロープのたるみが結構あって・・・体のバランスを崩すとヨットセーリング中の格好みたいな

感じになるので、さすがにそれは避けたい

どうしたもんかなと考えて・・・ロープと山側の間に体を入れて、ロープを脇の下に挟んで進みました

 

続くロープ場・・・かなりの高さなので慎重に登りました

 

左下を覗けば・・・

妙蓮の滝が見下ろせましたウシシ

 

そしてこのロープ場を登りきって・・・

 

ふひ~笑い泣き・・・ロープ場をクリア

 

木々の間から妙蓮の滝の落ち口を覗けました

 

踏み跡を進むと・・・

道が消えたと思ったら、沢へ降りる場所のようで・・・ロープが下がってました

ここがログの沢へのロープ場

写真だとなんてことないように見えますが実際はまあまあな角度がついてます

 

沢へ降り立ち・・・

沢沿いに、場所を見て右へ左へ渡渉しながら進んでいきます

 

渓相もよく、楽しく進めました

 

この辺りでは左岸側を沢からちょっと離れて進んでいました

この先はゆるやかな右カーブになってまして、ゴルジュっぽく見えたので(実際は違いましたが)

沢沿いには進まず高巻きしていきました

その辺りがログにある高巻き地点

 

また、なんとなく踏み跡ぽかったんですよね

息を切らしながらの巻き滝汗

 

尾根伝いに登る、登る

 

しかしながらこの先で進めなくなりました

この辺りがログの尾根・ルートなし地点

苦労して登ったのに・・・疲労感が一気に吹き上がりますゲロー

 

来た道を戻って沢へ降りて・・・なんて時間と労力の無駄だけはしたくなかったので・・・

場所を見極めつつ強引に降下していきました

木、根っこ、岩場で手元足元を確認しつつ降りたんだけど、結構大変でした

写真だとそうでもなさそうに見えますが・・・滝汗

 

なんとか降りられて一安堵

で、見上げてパチリ

こんなとこ、二度と降りたくありませんアセアセ

 

降りたら沢へ入渓

 

割とすぐに右側から沢の出合です

滝になっていたので近づきます

落差は3mくらいかな

 

パノラマ撮影

 

本流に沿って進みます

こんな所も通りました

 

そして・・・

最近、ハマっているCS(チョックストーン)だぁ~爆  笑

チョックストーンとは挟まっている岩の事

滝では落ち口付近で挟まっていたり、水が流れている所で挟まっていたりと

色々な姿があるんですね

GW滝遠征で訪れた陰陽の滝もCS(チョックストーン)でしたね

ここがログのCS3m滝

 

さらに奥へ進みます

こんな感じのとこを通り・・・

 

進んで・・・

 

そしてようやく南沢と北沢の出合

左奥に見えるのが琵婆戸(びばど)滝です

 

近づきますと・・・

ちょっと撮影的によろしくないですね

左岸側=岩壁で、左岸側からは撮れません

琵婆戸(びばど)滝の落差は10m

 

滝つぼは狭いものの水は澄んでいてきれい照れ

 

ちょっと引いて

 

近づいて正面から

 

さてと、40m以上もの落差を誇る琵舎婆(びしゃば)滝・・・はさらに上流にあるわけで・・・

直登は無理だし、踏み跡はないし・・・

そこで南沢へいったん入って登れそうな所を見極めて琵婆戸(びばど)滝の左岸側を高巻きました

 

これは高巻き中に写した琵婆戸(びばど)滝・・・2段だったんですよね

 

無事に琵婆戸(びばど)滝を巻きまして・・・沢沿いに進んでいきます

 

進んで・・・

 

う~ん、山梨の滝の地図ではそろそろ琵舎婆(びしゃば)滝なんだけど・・・

見当たらないので進みます

 

さらに進みます

 

小滝を越えて・・・

 

奥に滝が見えたけど・・・なんか雰囲気が違うぞ・・・?真顔

 


着いたところには8mほどの滝

 

ここで全体のログをお見せします

山梨の滝にあった地図上の滝の位置には青い星で印を付けました

ジオグラフィカで地図を確認しながら来ただけに頭の中には???だらけ

40mの琵舎婆(びしゃば)滝なんてなかったし、琵舎婆(びしゃば)滝に匹敵する高さの滝は

誤差を考慮しても地図の場所から考えたらこの8mの滝っぽいし・・・?

 

なんだ、これ?ショック

どうなってんの?

本自体は新しくはないから年月が経つ中で崩れたのか・・・?

もしくはこの滝を越えてさらに奥の上流にあるのか・・・?

 

釈然としないなか、時間はお昼、そこそこの疲労感もあるし休憩食事

パンを食べて15分ほど休憩したのち、とりあえず写真タイム

右岸側から

 

見上げて

 

正面から

 

左岸側から

 

さ~て、ここまで来たなら琵舎婆(びしゃば)滝ともう1つの滝の存在を確かめるべく巻いてみるか

やっぱり滝横を直登するのは無理

左岸側はどうかなと思い、ちょいと登ってみると・・・

斜面を登って・・・この岩場を登れそうかな?

 

斜面を登って岩場の前から振り返ってパチリ

ここはトラバースしながら登りました

で、登るぞと気合を入れて岩を掴んだ瞬間・・・

ぽろっ・・・

岩が崩れた・・・

まじで!?アセアセ

そこで数ヶ所掴むもみんなボロボロと崩れていきます

 

あらら・・・ここの岩場は脆いのね

こんな岩場は登れないので却下

辺りを見回しても巻けそうなところはなし

ならば右岸側かと思い移動するも・・・

こ~んなガレ場を高巻くしかない・・・(右手奥にある滝がさきほどの8m滝)

・・

・・・

降参~えーん

はい、撤退です

ココを高巻くのはかなりしんどそうだし・・・奥に滝があるかどうかも分からないし・・・

あとちょっと別のプランも頭によぎったので

 

帰りは見落としたとは思えないけど一応、沢から目を離さずに琵舎婆(びしゃば)滝を探してみました

その途中にニョロさん登場

微動だにしていませんでしたねw

 

そしてログの「★琵舎婆滝?」の位置にあった滝がこれ

どう計っても40mありません・・・せいぜい3~4m

30~40m分の岩盤が崩れて流されたような地形でもないしなぁ

 

帰りは基本降りという事もあってスイスイ行けて気がついたら琵婆戸滝の落ち口で・・・

これは上段側ですね

 

上段の滝つぼからその先

 

振り返って

 

またCS3m滝を通って・・・

 

CS発見~♪

来るときは気づかなかったなぁ

 

沢・出合の滝を過ぎて帰りはそのまま沢沿いに進むと・・・

またまたCS発見~びっくり

この下をくぐりました

行きのときはちょうどこの岩場の上に降り立ったわけですね

 

帰りのロープ場は直滑降ルートを選択・・・ずりずりと降りていきました

そのロープは帰りの降り用ということでしょうね

そして無事に駐車場所へ戻れました

8:40に出発して戻ってきたのが14:15頃・・・5時間半の道中、いや~疲れたなぁチーン

 

・・・にしても琵舎婆(びしゃば)滝と琵舎婆(びしゃば)滝に匹敵する高さの滝って存在するのかな?

もし知っている方や事情、情報等がおありのようでしたらコメントして頂ければ幸いです

よろしくお願いします

 

長文、すいませんでした

 

このブログを見て行ったとして事故やトラブル等を起こしても当方では一切責任を
持ちませんので、全て自己責任で行動してください