夫はいない事が多いので、


長男・次男・私の3人でよく外食していた。


車の中でワイワイとじゃんけんして


勝った人の食べたい物を食べに行く。


次男を喪って、


長男と2人で外食する事は


極端に減った。


一度、長男と2人で外食に行った時、


いつも3人で来ていた場所に


隣に次男がいるはずなのに


この場にいない‥


沢山の想い出が駆け巡る‥


私も長男も違和感と悲しい気持ちが


込み上げてきて次の日まで2人共


落ち込んでしまった。


もう3人で行った場所へは


行けないねって帰りの車の中で


長男と泣きながら話したのを覚えている。



一昨日、久しぶりに長男と外食。


何が食べたい?と聞くと、


“ラーメン”


との事。


すぐに私は


“次男がいたら、行かない場所だ”


と思った。


あまり気乗りはしないものの、


長男との久しぶりの外食。


承諾して、ラーメン屋さんに到着


店員さんにカウンター席に案内された。


そこでも、


“次男が居たら、カウンター席になんて


絶対、案内される事もないのに”


って思った。


次男がいないからこそ、


いつも食べれないラーメンも食べれたし、


カウンター席にも座れた。


久しぶりの長男との外食を


楽しんであげないといけないのは


分かっているが楽しめなかったのだ。


次男だけ実家にお泊りに行ってる時とは


訳が違う。


でも、もう長男しかいないわけで


今いる長男の事を大事にしていかなければ


いけないのに‥


長男に申し訳ない気持ちと


情けない気持ちで一杯になった。



家に帰って、何でだろうと考えてみた。


長男5:⁠次男5で今まで


2人に向き合ってきた。


次男を喪い、本来ならば


この世に残された長男に


全力で向き合う必要があるだろう。


周りもそういう雰囲気。


しかし、私は次男を無い存在には


絶対にできない。


でも、もうこの世にいない次男に


してあげれる事が限られてしまい


対等にできなくなったからだと思う。


長男にも申し訳ないし、


次男にも申し訳ない。


どうしようもできなくて苦しい。


2人の成長が普通に見たかっただけだ‥。


何だか最近は


色んな事、色んな言葉、


目に入るもの、耳に聞こえるものに


過敏に反応してしまい


深く考える


毎日、こうやって生きている事に


もう疲れた。


自分の精神を安定させる為に


ビクビク生活する必要がない世界へ


行きたい。