3月20日 吉日でした | 弾き語りユニット 彩ら…sai-ra…

弾き語りユニット 彩ら…sai-ra…

『夢・癒・愉』を胸に 弾き語りユニット≪彩ら≫ 富山から元気をお届けします

春分の日
3月20日 私たち彩らとLa想'Sが 合併してLa彩ら(ら・さいら)4人は
富山市観光ホテルさんへ参じました

「富山市障害者(表示=通知そのまま)とその家族激励大会」

$弾き語りユニット 彩ら…sai-ra…

富山市にお住まいの
身障者の皆さんが 1年に1度 お互いを励まし交流を図る
そんな会が開催されて 今年で51回
長い歴史のなかの一角にお招きいただきました

今回の大きな目的は
身障者協会の会員さんの作られた詩に
私たちミュージシャンが曲をつけるというイベントのPRでした

一人でも多くの方に詩を書いていただけるように
昨年私たちが お預かりした曲のお披露目をし
ついでに、私たちの楽曲を聴いていただきました

コピー曲もさることながら 彩らのオリジナルも1曲入れてということで
預かった詩と
自前の詩の曲が並ぶ形になりました
他のコピー曲は なるべく聞き覚えのある曲を選曲しました

簡単に引き受けてしまった
日が迫るごとに 私たちごときが こんな大役
無理があったんでは?と 思い始めました

まず
聴覚障がいの方へ どう曲をお届けするか?です
手話の方が 訳してくださるとは言え
なによりも
お預かりしている詩の情景が直訳で伝わるだろうかとか
私の詩の構成が難しすぎないかとか・・・


視覚障害の方には
私のまぁるい笑顔が届けられないので
楽しいきもちが伝わるだろうか

そんなことを心配していました

前日、
作詞者の方からメールをいただきました
がんばってください
また 心を描いて詩にします といった内容でした

そっか・・・
私たちがお預かりした以上 精一杯やる
そうでなきゃ この人に申し訳がたたない
(↑こんな詩のさだまさしさんの歌がありますがパクリではありません)

そう思って それをメンバーに伝えて臨んだ
結果・・・

一番楽しんで盛り上がっていただいたのが
なんと 一番心配をした
聴覚障害のみなさんでした

みなさん ちゃんとリズム通りに揺れて
音なりに笑顔も揺れる

カバー曲は一緒に歌われて
オリジナルは じっくり聞き入る(手話を見入る)
そんな 光景がステージの上から目に入りました

そして
私のオリジナル曲
この日は 奇遇にも彩らジュニアのお誕生日でした
10代最後のお誕生日を祝っているべく
10歳のお誕生日につくってやった曲を
久々に歌いました

娘を持った父親の
手放しに嬉しくて 可愛くて でも巣立って行く課程の寂しさ
それを ぎゅっと閉じ込めた詩なのですが
会場のみなさんが
一緒にうなづきながら 揺れながら
時折 涙をぬぐいながら 聞いてくださいました

ジュニアの心に残る
よい思い出になったと思います

私は 子供の頃、親に弾くきっかけを与えられました
両手で弾くことは必須で
歌えるのが当たり前で
まして 聞こえることも見えることも 
当然のように生きてきました
この全部が当然ではありませんでした

LIVEのたびに いくつもの感動を頂戴します
それは 小さな感動であったり
大きな感動だったりします

聴覚障がいの皆さんが 私たちの演奏を聴いてくださった
これは 最大級のできごとです
私たちと同じリズムで揺れて
私たちと同じ言葉を共有していただいた
私には ベートーベン(晩年、聴覚を失いながらも音楽活動をされた)が
集団で来てくれた・・・ そんな気がしました

昨日
昨年詩をお預かりした方からメールを頂戴しました

これからは 自分の作詞の歌を
わたしたちの持ち歌として 可愛がってやってください
みんなが歌ってくる曲になってほしい そう書かれていました
そして
ご自身の障がいについて触れられていました
多分・・・ 楽器を演奏されることは無理なのかもしれません
だったら 私たち演奏できるものが代理で言霊を届けていく
これは 自然のできごとであろうと思います

これからも こうやって
音霊と言霊を届ける La彩らでありたいと思います

3月20日のLIVE
娘のお誕生日ということも重なって
思うことが沢山ありすぎてまとまらなくなり
ご報告が大変遅くなりました


さてこのあとは
3月31日14:00~ さまのこ屋さん(高岡市吉久2-3-14)にて
囲炉裏があるカフェです
おしゃれなカップで提供される
おいしいコーヒーがおすすめです
こちらも ジュニアが登場いたします