官邸前行動に参加してきました。 | 労働組合ってなにするところ?

労働組合ってなにするところ?

2008年3月から2011年3月まで、労働組合専従として活動しました。
現在は現場に戻って医療労働者の端くれとして働きつつ、労働組合の活動も行なっています。

あまり知られていない労働組合の真の姿(!?)を伝えていきたいと思います。

まず、最低生活基準を切り下げようとする動きに抵抗し、労働者のいのちと健康と働く権利を守り、東日本大震災の被災地の復旧・復興が住民の立場に立った形で1日も早く実現することを目指して、声を上げていくことを提起します。



せっかく人事異動で永田町に行きやすい勤務地になったので、本日は終業後に官邸前行動に参加しようと永田町に行ってきました。

とは言え、既に人が集まっていたので、官邸前まで行けず、衆議院議員会館前辺りでの参加でした。官邸前の方は見えなかったので、せいぜい1000人くらいの集まりなのかなぁと思っていたのですが、主催者発表だと3万何千人かだとテレビのニュースが伝えていました。

私は明日も仕事なので1時間くらい参加して帰ってきたのですが、あの後も参加者が増えていったのでしょうね。


コールでは、憲法9条の唱和がよかったですね。最後の「国の交戦権は、これを認めない」を何度か繰り返して強調し、集団的自衛権の行使容認とは国の交戦権を認めることであり、憲法違反は明白だということをコーラーの方がおっしゃっていて、なるほどと思いました。

そして、安倍首相はアメリカのために集団的自衛権行使を可能にしようとしていて、仮想敵国として中国を挙げているけれど、アメリカはその中国と現在ハワイで合同軍事演習の真っ最中だということが指摘されていました。安倍首相がどんなにアメリカに尽くしても、貢がされるだけで報われないよ、と。そして、貢がされるのは私たち一般国民だということが主張されていました。


公明党が党として集団的自衛権行使を容認することを決め、明日にも集団的自衛権行使容認の閣議決定がなされようとしています。これがそもそも立憲主義に唾を吐くとんでもないことですが、今後は閣議決定に基づいて関連する法律を変えていく段階に移ります。それらの法改正を許さないことが次のポイントになるでしょうが、合わせて、国の形を変えるような重要な憲法解釈を閣議決定だけで行なうのは認められないということも訴え続けなければならないと思います。