組合て様
労働組合運動についてのコメントありがとうございました。
労働組合には大きくは連合系と全労連系があり、そのどちらにも属さない中立の組合が少数あるというのが大雑把な分類になります。その系列が違うと、組合同士が近くにあってもなかなか情報が伝わって来ず、よい活動をしていても協力することが難しいということがあります。
例えば、労働組合の系列の壁がなかったら、昨日の日産ディーゼルユニオンのチラシ配りに埼玉中の労働組合から応援が駆けつけて、何十人もの人が列をつくってチラシを配る、なんていうことができるかもしません。
系列の壁を越える動きも少しずつ生まれていて、医療危機を打開するための集会には、全労連系が実行委員会の中心をやっていても、連合系の組合の方が連帯のあいさつをしに来てくださる、ということもありました。
双方がその気にならないとなかなか壁を越えるのは難しいと思うのですが、若い世代になるとあまり壁の実感もないでしょうし、必要とあらば協力し合うことに抵抗もないでしょう。
この雇用破壊の危機に対しては、壁を取り払って協力していく流れをつくっていきたいと思います。小さな違いはあっても、要求が一緒なら団結するのが労働組合の基本ですからね。
情報化の時代といっても、本当に情報を必要としている方の中にはパソコンを持っていない方もたくさんいらっしゃるのですから、一番力を発揮するのは”口コミ”だと思います。役立つ情報だと思ったら、できるだけ多くの周りの人達に知らせていくのがよいのではないかと思います。
これからもご意見よろしくお願い致します。