“心眼の連図!?の巻”

 

 第98回は、自分を納得させるためのストーリー。 いつもの如く、戦闘は省略し鱒。

 下の絵を見て、私が何をやり鯛のか分かる人はい鱒で豹か?

 

命奪刺葉拳? Ver.

美来斗利偉・拉麺男

 

 第十一話“鴉群拳法を守れ!!の巻”で、野宿している春雨から掛け軸を奪い、拉麺男を闇討ちで襲った彼・・・

 「ひぃ~っ い・・・命だけは~ オラには女房と子どもがいるだ~っ!!」と命乞いする彼を容赦なく殺す拉麺男・・・

 その行動に納得出来る人はいるので豹か? 正当防衛としてもやり杉の気がし鱒し、命乞いを嘘と見破った根拠を示してくれません。 いくら古傷を見せられても、ボンボンの春雨しか尊敬しないで豹・・・

 万人に納得してもらい鯛・・・ 読者全員に尊敬してもらい鯛・・・ それが、今回の原動力です。

 

 

 そろそろ妄想開始・・・

 

 天空の寺・羅飛田こと邪林寺から落とされた拉麺男。

明鏡止水銀でパラシュートを作り、河に落ちたことで命は取り留められた。

 なんとか川岸に辿り着き、シューマイのいる低森寺に戻ろうとするが、自分のいる場所が全く分からなくなっていた・・・

 暫く森の中を彷徨っていると、人間らしき影が・・・

近寄って見ると、どうやら子供のようだ。

 

否苦(ヒク)民族

細胞愚考案?

 

 否苦民と呼ばれる森の中に暮らす少数民族。

4、5歳の子供の様に見えて、どうやら成人のようだ。

 顔がほとんど同じように見えて、個々の判別や性別も見分けがつかない。

 

 御察しの通り“ピクミン”からインスパイヤー・・・

娘がドはまりしているもので・・・

 

 ビクビクする原住民。 拉麺男は道を聞こうと近寄ったが、全く言葉が通じなかった。

 なんとかコミュニケーションをとろうとする拉麺男。 粘っていると木陰から次々と原住民が現れ取り囲まれてしまう。

 

 

 原住民は拉麺男の怪我を心配しているらしく、薬草を持って来て手当てしてくれた。

拉麺男には、この原住民が同じ顔にしか見えなかった。

 原住民は拉麺男に何か懇願しているしているようだったが、言葉が通じないのだ・・・

 拉麺男は、コミュニケーションをあきらめて太陽の方角を根拠に自力で歩きだした。

 なぜか原住民もついてくる。

暫く歩き進めると、ついてきた原住民が一斉に木陰に隠れる。

 不思議に思った拉麺男は辺りを見回す。 遠目に大男が何かを食べている姿を目撃する。

 

チャッピー・チェン

細胞愚考案?

 

 この国を支配する癌民族。 四つ足は、机椅子以外は食べる。 二つ足は翼が無くても食べる。 つまり、食人族。 特に否苦民族を好んで食べる。

 2m級の巨漢で力は強いが、マヌケな顔をしている。

 

 マリキータマンからインスパイヤー・・・ 嘘。

いや、「ピクミン」のチャッピーからです・・・

 

 拉麺男に気付いた大男は話しかけてくる。

「うめー! うめー! ん? なんだぁ~? お前も食いてぇのか?」

 「なっ?」

拉麺男は、振り向いた血まみれの大男を見て驚く。 大男は、話の出来なかったあの原住民達を食べていたのだ。

 「貴様、人殺しか!?」

「人? こいつら少数民族は俺達の食料じゃないか?」

 「彼らだって人間じゃないか!」

「なに善人ぶってんだ! お前も食われたいようだな!!」

 こうして、拉麺男は大男と戦うハメに・・・

当然、あっさり拉麺男が勝利する。

 大男が倒れると、小さい原住民達が木陰から顔を出し、拉麺男の元に集まって来る。 どうやら感謝している様だ。

 拉麺男は小さい原住民達に別れを告げ、森を抜けるのだった。

 

 そして・・・ なんとかシューマイのいる低森寺に辿り着き、“中国四十八ケ所巡”の旅を再開するのだった。

 次の巡礼地を目指して山道を歩いていると、追い剥ぎが拉麺男達を襲った。

「金目の物を出せニャーッ!!」

 

猫疎技 (ネコソギ)

細胞愚考案

 

 猫の様な容姿から猫族と呼ばれる食人族。

巨大な鎌を武器にする。 何でも根こそぎ刈り取るのが得意。

 盗品も根こそぎ奪う。

爪と牙は自由に伸ばすことが出来る。

 

 “根こそぎ”の洒落・・・

一応、オリジナル?

 

 「オイラ達がお金を持っている様に見えるか!?」

「ならば、食料になれニャーッ!!」

 「食料だと!? 子連れの盗賊とは珍しいな・・・」

追い剥ぎは、2人組だった。

 

猫邪裸子 (ネコジャラシ)

細胞愚考案

 

 猫の様な容姿から猫族と呼ばれる食人族。

縄抜けが得意。 捕まえられても逃げ出し、すばしっこい。

 爪と牙は自由に伸ばすことが出来る。

 

 “ネコジャラシ”からインスパイヤー・・・

シューマイのライバルキャラのつもり?

 

 「ニャーッ!!」

拉麺男は余裕で2人をいなす。

 「か、鎌が・・・」

「牙と爪が・・・」

 そして、一瞬で武器を破壊してみせる。

「お、覚えてろニャーッ!!」  「ニャーッ!!」

 逃げ去る追い剥ぎ2人。

「子供がいるんなら一芝居して、油断させてから襲えば良いのに・・・ あまりにも正攻法だなぁ~」

 何故か余裕のシューマイ。

「さぁ、先を急ごう。」

 何事もなかったように巡礼の旅を続けようとする拉麺男の前に1人の男が現れる。

『シュン!!』

 

未来から来た科学者

虎 右衛門 (トラ ウエモン)

 

 タイムトラベルを研究する未来の科学者。

いろんな便利な道具を発明した人物。

 

 某有名キャラからインスパイヤー・・・

水筒は持ってないってことで・・・ 描き直すの面倒だったので・・・

 

 「なっ! 今度は何者!?」

「のびた君! あっ、まだ会ったことがない時期に戻ったんだった・・・ 拉麺男さんですよね~」

 「私を知っているのか!?」

「え~ この先に会いますが・・・ あっ、何を言ってるのか分からないでしょうね・・・ とにかく、ボクは怪しい者ではないです。 ボク、虎右衛門と言います。 未来の世界から来ました~」

 「虎右衛門? 合った記憶が無い・・・」

「未来? 怪しい~」

 「あ・・・ とにかく、ボクはある人に頼まれて来たんです~ 別世界の猫族に酷い目に合わされた人に・・・」

 「訳が分からないよ~」

「さっき見逃した猫族、この先10000人以上の人間を殺します~」

 「!? 奴らを殺せば良かったと言うのか?」

「ハイ、この法のない世界では、貴方に裁判してもらうしかないのです~ 悪人は倒してください~ね~」

 「悪人!?」

「チャッチャラ~!! “古今拓斗連図 (フルコンタクトレンズ)”~!!」

 

古今拓斗連図フルコンタクトレンズ)

細胞愚考案

 

 虎右衛門が拉麺男のために作ったコンタクトレンズ。

元々マウスピースの目版として作られたが、万病泉をレンズ内に入れたことで、過去や未来が見える特典が付いた。

 しかし、眼球では思ったようにコントロール出来ず、見たい戦いの先がいつでも見える訳ではない。 極度の緊張した状態で、とんでもない未来や過去の対戦相手の殺戮具合いが見えてしまうことが多い。

 

 ハイ、都合が良い、とんでもグッズ・・・

これを付けたら冒頭の絵が納得出来るで豹!

 

 「普通のコンタクトは取り外さなきゃならないけど、このフルコンタクトレンズは付けっぱなしでOK!! って言うか、一度取り付けたら取り外すことが出来ません~ それでも、付けてくれますよね~」

 「そんな怪しい物、付ける訳が無い!!」

「いやいや、悪人を裁くことが出来るのは、拉麺男さんしかいないんです~」

 「それを付ければ、倒すべき相手か否かが分かると言うのか・・・」

「迷ってますね~ 良いでしょう、付けるか付けないかはお任せします。 私が未来から来た証明をしますね~ この先、貴方は猫屋敷に行くことになります~ そして、さっき分かれた猫族と戦うことになります~ その時は、しっかりと倒してくださいね~ 被害者を増やさないためにも~ ではでは~」

 『シュン・・・』

そう言って、虎右衛門は消えてしまった。

 

 不思議に思いながらも、次の巡礼地を目指して山道を歩いていると魔多旅村(マタタビむら)に到着するが、日が暮れそうだ・・・

 村外れの森の中で野宿の準備をする2人。

夕飯を済ませた頃、2人は人の悲鳴を聞く。 辺りはすっかり暗くなっている。 悲鳴のした方に進んで行くと、ポツンと一軒家がある。 悲鳴が気になって家を訪ねることにした。

 中から老婆が現れ、悲鳴など聞こえなかったと言う。

 

猫婆 (ネコババ)

細胞愚考案

 

 猫の様な容姿から猫族と呼ばれる食人族。

包丁を武器にする。 猫なで声で優しいお婆さんを演じて油断させる。

 爪と牙は自由に伸ばすことが出来る。

 

 “ネコババ”の洒落のつもり・・・

“ネコババ”とは、猫が糞に土をかけて隠すことから、悪事をごまかして知らない顔をすること。 特に、“拾った物を自分の物にしてしまうこと”を言うそうです。

 

 老婆は拉麺男達が野宿していることを知ると泊っていけと勧める。

拉麺男は断ろうとするが、シューマイが虎右衛門のことを思い出し、泊ることを勧める。

 婆さんだけでなく、、中には綺麗なお姉さんもいたのだった。

 

猫美 (ネコミ)

細胞愚考案

 

 猫の様な容姿から猫族と呼ばれる食人族。

大きな杓子を武器にする。 猫なで声で子守唄を歌い相手を眠らせ、寝込みを襲う。

 猫被りしておとなしそうだが、実は超怖い。

爪と牙は自由に伸ばすことが出来る。

 

 “寝込み”の洒落のつもり・・・

“猫も杓子も”は、“何もかも。誰もかれも”の意味だそうです

 

 照れる拉麺男。

晩飯を勧められるが、食べて来たと断る。 しかし、シューマイは食べ盛りなので喜び、御馳走になることに・・・

 やはり、食べ物には痺れ薬が入っていた。

シューマイは痺れて体が動かせなくなっていた。

 痺れ始めたところに男共も入って来る。

 

猫荷鼓蛮 (ネコニコバン)

細胞愚考案

 

 猫の様な容姿から猫族と呼ばれる食人族。

小判型の手裏剣を武器にする。 高い所から落ちても、どんな体勢でも身をくねらせて足から着地することが出来る。

 爪と牙は自由に伸ばすことが出来る。

 

 “鼠小僧”からインスパイヤー・・・

“猫に小判”は、“価値の分からない者に高価なものを与えても無駄であることの例え”だそうです。

 

猫族

 

 「うわっ! あの時の!!」

追い剥ぎとして拉麺男達の前に現れた2人もいる。

 5人が拉麺男とシューマイに襲い掛かる。

拉麺男は、察して晩飯を食べていなかった。

 痺れなどない拉麺男はあっさり、5人を退治する。

戦いの模様は各自想像してくだ犀・・・

 悲鳴は・・・ やはりこの一家に食べられた人のものだった。

食べ物を吐き出すシューマイ。

 拉麺男は、この家が虎右衛門の言っていた猫屋敷だと悟り、布に入れて持っていた古今拓斗連図を付けることを決意するのだった。

 

つづく・・・?

 

 

 
 本当はもっと1人1人特徴を活かして戦って欲しいところなんですが・・・
ピクミンの話を入れてしまったんで省略し鱒。
 
 
 この記事は、2023年10月12日頃にアップしたものです・・・