“旅立ちの日の巻”

 

 第80.33回も妄想回・・・

“中国四十八ケ所巡”についての妄想続け鱒・・・

 

 第四話の陳老師の台詞で・・・

「ラーメンマン、お前に闘龍極意書を伝授する。 お前は中に書かれている超人一〇二芸を全てマスターせねばならん。 しかし・・・ 大切なのは、その後のこの部分・・・ そう、白紙! しかし、お前の修行次第では、この白紙に字が見えるようになる。 よいか、今から三年以内にこの白紙の中の字を読み取るんじゃ。 三年経ってもそれが出来なければお前の修行不足! 超人拳法の伝承者にはなれぬということじゃ。」

 ・・・ってのが蟻まし種。

つまり、闘龍極意書を手渡されても3年間の試用期間があるってことで脛~?

 3年経ってオリジナル技を発明できなくちゃ闘龍極意書を返さなきゃならないってこと~?

 この3年間を旅の話にして描き直しして欲しいっす!

 

美来斗利偉・拉麺男

 

 “中国四十八ケ所巡”に旅立とうと準備をする拉麺男に陳老師は語りかけた。

「闘龍極意書を手にしてからが修行の始まりと心得るが良い。 “中国四十八ケ所巡”の旅で闘龍極意書を真に自分のモノとするのじゃ。」

 幼少から修行をして身に付けた超人拳法一〇二芸。 拉麺男は、闘龍極意書を授かるまではその巻物を一度も開いて見たことはなかった。 いや、触ることも許されなかった。 伝承者となって初めて触ることが出来たのだ。

 

闘龍極意書 (とうりゅうごくいしょ)

 

 超人拳法で最高の実力者に継承される一子相伝の極意書。

超人拳法一〇二芸の極意が書かれている。

 持っているだけで力が漲ると言われる不思議な巻物でもある。

 

 私の解釈では、「基本である超人拳法一〇二芸と、伝承者が作り出した伝承者のみが使える特殊な一〇二芸がある。」 ・・・って設定の方が、物語作りやすくないですか?

 って言うか、実際、ポロポロ使ったことのない技が出て来てたじゃないですか・・・

 拉麺男が字を読めるってことは、修行の中で勉強もしたんで豹。

 

 「この旅の目的は、この国の全域に散らばっている超人拳法門下の寺を回り、その寺の師範に顔見せをすること。 それと同時に、この国の現状を知ることじゃな・・・」

 「はい、心得ております。」

うなずく拉麺男。

 「闘龍極意書には目を通したか?」

「はい、一通り目は通しました。」

 伝承者となり、初めて闘龍極意書を読んだ拉麺男。 しかし、実践したことのない技ばかりだった。 不安げな表情を見せる拉麺男に陳老師は続ける。

 「闘龍極意書の内容を直接は教えてはおらん。 しかし、その技を実践出来る基礎体力、精神力、そして基礎となるべき超人拳法の技は備わっておるはずじゃ。 自信と信念を持ってこの旅で実践してみるがよかろう。」

 「はい、“心・技・体”ですね!」

 

陳老師 (ちんろうし)

 

 拉麺男の師にして闘龍極意書102代目の継承者。

自身の“中国四十八ケ所巡”の修行旅で“竜鳳竹敦棒”を発明し、闘龍極意書一〇二番目の奥義として記述した。 その技は、精神の力で物体を変化させる技であり、衣服から竹トンボを作る技だった。

 後に改良して“粘身回転棒”を加え、回転スピードとコントロールを向上させた。

更に8種類の物体に変化出来るようになり、“陳家心意八合拳”と名を改めた

 

 私の頭の中の設定・・・

 

 「この旅は、一〇二奥義を全て実践するのが目的ではない。 この闘龍極意書の空白の部分の意味を知ることが目的じゃ!」

 そう言って、陳老師は拉麺男に木の札と地図を渡した。

 

   

通行札 (つうこうふだ)

FC『闘将!!拉麵男 炸裂一〇二芸』に登場

 

 城門を持った町に入ることが出来る通行札。

一応、全国共通の便利な札。

 霊命木の板で出来ており、お守りの様な役目もする。

 

 ゲームでは歩鬼が持っていて、大林寺に入るためのアイテムでした・・・

勿論、霊命木では蟻ませんでした・・・

 私の設定では、霊命木は本人と繋がっている特別な木があるって設定です。

この漢字で良いんですよね?

 

 「はい、コレが道順ですか?」

拉麺男は地図を広げた。

 「おぉ、そうじゃった・・・ 地図に書かれてある大林寺には行かなくても良い。 いや、絶対に行くでない!」

 「な、何故ですか? 大林寺は私の故郷にある寺ではありませんか!?」

「そうか、お前は毒蛇党を倒したいんじゃったな・・・ では、コレを持って行くが良い。」

 

    

煩悩の腕当 (ぼんのうのうであて)

FC『闘将!!拉麵男 炸裂一〇二芸』に登場

 

 霊糸で作られた軽くて丈夫な腕当。

鋼鉄の剣を防ぐほどの防御力がある。

 棘があるが煩悩を吸収すると取れて無くなる。

 

 ゲームではお供え物をした子供からもらい、叉焼男の千手孔雀拳をブロック出来るアイテムでした・・・

 第一話だけ何故棘があるのかの後付け設定のつもり・・・

 

 「これは“煩悩の腕当”、この棘自体が己の煩悩の数と知るが良い。」

「腕当ですか? !?」

 拉麺男は腕に腕当をはめてみた。

「パラパラ・・・」

 するといくつかの棘がとれた。

「うむ、修行によって全て取れる者もいる。 お前はまだまだじゃな・・・」

 「し、私闘をすることをお許しください! 老師!!」

「うむ、この旅は自分の思うがままに超人拳法を使うが良い。 しかし、その腕当の棘が付いてきたまま帰って来た時には、ワシがお前と戦わなくてはならん掟じゃ。 それでもこの腕当を持って行く覚悟があるかな?」

 「お貸しください!!」

「うむ、先ずは南林寺、低林寺、中林寺の順で行くのが余かろう・・・」

 「大林寺を囲むように回るのですか!?」

「この3つの寺の師範は“三打鍾封印縛りの術”の瞑想を続けているハズじゃ。 けっして彼らの邪魔をしてはならぬぞ。 風天老師の“風神捜索の術”を使えば毒蛇党の居場所も判明するであろう・・・」

  拉麺男は言われた通り、南林寺を目指した。

“少林寺に災い起こる時、南林寺が駆け付ける”そんな格言があるほど、少林寺に忠誠を誓う寺。 そこには月天老師が師範としていたのだった。

 

月天老師 (げつてんろうし)

細胞愚想像

 

 “超人拳法七達人”の1人。 百歩神拳の開祖を子孫に持つ

南林寺の最高責任者。

 大林寺の玉王を封印するため、低林寺の地天老師、中林寺の風天老師と共に“三打鐘封印縛りの術”を行っている。

 

 訪れた拉麺男は、瞑想する月天老師の代わりに師範代から巡礼札をもらう。

次に向かった先は低林寺。

 同じく、低林寺でも地天老師が瞑想をしていた。

 

地天老師 (ちてんろうし)

細胞愚想像

 

 “超人拳法七達人”の1人。 飛燕旋風脚の開祖を先祖に持つ。

低林寺の最高責任者。

 大林寺の玉王を封印するため、南林寺の月天老師、中林寺の風天老師と共に“三打鐘封印縛りの術”を行っている。

 

 低林寺に向かった拉麺男は、途中、不審者と遭遇する。

見たこともない巨漢の二人組だ。

 低林寺の外側の壁を壊して境内に侵入しようとしていたのだが、気付いた拉麺男の攻撃に逃亡してしまった・・・

 

筋肉兄弟

 

 低林寺を訪れた拉麺男は、感謝をされ、瞑想する地天老師の代わりに師範代から巡礼札をもらう。

 次に向かった先は中林寺。

風を操り、捜し人の居場所を知ることの出来る風天老師がいる。
 

風天老師 (ふうてんろうし)

細胞愚想像

 

 “超人拳法七達人”の1人。 回転龍尾脚の開祖を子孫に持つ。

中林寺の最高責任者。

 大林寺の玉王を封印するため、南林寺の月天老師、低林寺の地天老師と共に“三打鐘封印縛りの術”を行っている。

 

 たまたま、ローテーションで師範代と交代して休憩していた風天老師に出会う拉麺男。

 “風神捜索の術”をしてもらい、毒蛇党が寒村付近にいることを知る。

そこへ、先ほど逃亡した2人組の巨漢が襲って来る。

 

筋肉兄弟

愚霊屠 (グレイト)

細胞愚考案?

 

 大林寺の王玉が海外から召喚した格闘家。

巨漢なのにマーシャルアーツ殺法で華麗に戦う。 本国では、“グレイト・ビッグボディ”の名で恐れられていた。

 大林寺に封印された玉王らの代わりに、超人拳法の師範を襲う刺客となる。

 

 『キン肉マン』の第10話に登場のチョイ役からインスパイヤー・・・

いや、普通にキン肉マン・グレートのパロディで脛・・・

 

筋肉兄弟

素狂 (スグル)

細胞愚考案?

 

 大林寺の王玉が海外から召喚した格闘家。

愚霊屠を師と仰ぐストリートファイター。 本国では、“ナチュラル・クレイジー”の名で恐れられていた。

 大林寺に封印された玉王らの代わりに、超人拳法の師範を襲う刺客となる。

 

 『キン肉マン』の第10話に登場のチョイ役からインスパイヤー・・・

いや、普通にマッスルブラザーズのパロディで脛・・・

 

 拉麺男と風天老師は、筋肉兄弟をあっさり返り討ちにしてしまうのだった。
 
こうして『闘将!!拉麺男』の第一話の毒蛇党退治の話が始まる・・・
 
 続く・・・
 
 
 
 入院中にストーリー見直して描き直すつもりでしたが無理でした・・・
ごめんな犀・・・
 
 
 この記事は、2023年2月23日頃にアップしたものです・・・